京都校の苦労人 【呪術廻戦】

8話目 ページ8

貴方side


貴方「はぁ〜、やっと終わった、、、。」

「結局、間に合わんかったし、徹夜は確定やんな。」

そう、呟きながら
学長、霞が居るだろう東京校の客室に向かって歩く

貴方「てか、あの人居るんかなぁ。」

「会わんとけばええんやけど、任務行っとってくれへんかなぁ。」

脳内に浮かべるのは、いつも歌姫先生を苛めるあの白髪目隠しのこと。

貴方「あの人おると、余計に面倒事がふえるんよね」

「そういや、霞に護衛を任せっきりにしてしまったんやったわ」

霞に飲み物を買って行ってあげようと思い、
これまで歩いた道を戻っていると
会いたくないと思っていた人物の声が聞こえた気がした。

五条「あ〜！！お疲れサマンサ！！」

「今日もおじいちゃんの護衛ー？いや、大変だねぇ」

いや、働きすぎで幻聴でも聞こえるようになったのかなと声を無視し、歩みを進める。

貴方「うーん、働きすぎやんな？なんか、変な声聞こえるし、、、。今度、休暇でも貰おうかな？？」

五条「おーい！！ねえねぇ聞こえてるよね？？(圧)」

「なんで無視するの？？さとるくんかなちい！！」

うん、無視だ。無視しよう。
私は何も聞こえてない。この声は疲れが生みだした幻聴だ。

五条「へぇ、そんな無視するんだ？」

低い声が耳元で聞こえ、思わず手が出る。

五条「酷くなーい？無視した上にビンタするなんて〜！」

貴方「あ〜、もううっさいねん！！」

「耳元でデカい声出さんといて貰えます？てか、近づかんといてください。気持ち悪いんで。」

五条「いやいや、そんなこと言って〜、。」

「照れてるんでしょ〜？？」

そう言って、抱きついてくる変態教師。
マジで、コイツのこと警察に通報してもええんとちゃう？？

貴方「ほんまに抱きつくなッ！！キモイねん！！警察呼ぶでッ！！この淫乱教師！」

五条「いいじゃん、別に〜。僕達の仲でしょー？」

貴方「マジで死んでくれません？貴方とそんな仲になりたくもないんですけど？？」

五条「ひっどーい、泣いちゃうよ〜！！」

貴方「てか、なんか用ですか。後さっさと離れやがれ。」

五条「え？離れるわけないじゃん！それに用事なんかないよ？？ただ、Aに会いたかっただけ〜！」

貴方「はいはい、その言葉で何人の女の人が落ちたことか、、、。」

五条「え？何？惚れちゃった？」

「まあ、しょうがないよね〜！僕、GTGだもん。」

貴方「惚れてないんで、離れろ！！」

9話目→←7話目

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す