桜の呼吸の使い手の少女はどうやら鬼にされた姉と禰豆子が大好きなようです。【鬼滅の刃】 (ページ6)

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参話ページ6

(力が強くなっていて、押し返せない！！！)

「お姉ちゃん、、、、頑張って！！負けないで！！お願い！！お姉ちゃん！！、、、、柚希！頑張れ！！」

　ポロポロ

彩恵子の言葉が届いたのか、鬼になった柚希は､涙を流した。

柚希に彩恵子が耐えている中、柚希の背後から、何者かが現れた。

彩恵子は､いち早く気づき柚希の首元に手を掛け、転がり何者かの攻撃から姉を守った。

(誰！？)

突然、切りかかってきた人の服の背中の所には【滅】の文字が。それに刀を持っている。

「誰ですか！？やめてください！！私の姉なんです！！」

「鬼殺隊階級柱時透無一郎
　姉妹なんて関係ない。鬼殺隊の使命は鬼を滅すること。ただそれだけ。」

「ガアアアッグッウア！！！！」

「！？お姉ちゃん！！」

彩恵子が気づくと、姉の柚希が時透無一郎の手にわたっていた。

「お姉ちゃん！！」

彩恵子が姉に走り寄ってこうとする。

「動かないで。」

その言葉を聞き、彩恵子は立ち止まった。

「言ってるでしょ。鬼殺隊の仕事は鬼を滅すること。だから、君の姉だっけ？この鬼の首もはねる。」

「待って！！お姉ちゃんは誰も殺してないし、喰らってない！！」

「家には、真っ黒な跡があった！！色は、残らない！！だけど、、、、跡が残るほど、、、、残るほど、真っ黒いやつが私の家族を、、、、」

彩恵子は、泣きそうになりながらも、姉を取り戻すために、必死に言葉を紡いだ。

「どうして、そうなったのか分からないけど、、、、」

「教える時間が無駄。鬼は、殺す。」

「鬼でも前は人間だったんですよ！！お姉ちゃんは人を喰らいません！！」

「さっき食べられそうになってたじゃん。」

「でも！！お姉ちゃんは私のことを分かってます！！私が姉を守ります！人なんか絶対に食べさせない！！私が姉を治します！」

「まだ分からないの？鬼は人に戻らない｡」

「私が絶対に見つけだします！だからやめてください、、、、

・

・

私から、家族を取らないで、、、、」

彩恵子は頭を下げた。

「ねぇ、君いいの？君が見てないうちに姉殺しちゃうけど、、、」

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皆さぁぁぁん！！

ごめんなさい！！！

時透さんが今すごい悪者になってしまっている！！！

本当はいい人なんですけどね、、、

ごめんなさぁぁぁい！！

もう少しでいつもみたいになる戻るので､もう少し宜しくお願いします。