夢…？ ページ29
初めは一緒。
相変わらず、チャンソンは気付いてくれない。
こんなに近くで叫んでるのに……。
後ろからジヒョさんの声がする。
あぁ…また横を走っていくんだよね…？
ダメ元で悪あがきをしてみる。
私の横を過ぎ去る瞬間…
「チャンソン……っ！」
叫んでみた。
ねぇ気付いてよ…。
想いは通じた。
チャンソンの目に、私が映った。
するとチャンソンが手を伸ばしてくる。
頬に触れてきた。
………驚いた。
びっくりして目を動かすと、そこは私の部屋の中だった。
目の前にチャンソンがいる……。
夢……だよね…？
本当に触れられてるみたいに、頬がくすぐったい。
CS「A……？」
声まで聞こえてくる。
少し、握ってみる。
チャンソンが驚いたような顔をする。
「チャンソン…ダメ……行かないで……」
チャンソンは、私の伝えたいことがわからない、というような顔をする。
「お願い……ジヒョさんのとこに…行かないで……」
CS「A……もうどこにも行かないよ…？」
「チャンソン……幸せにならないとダメ……」
ちゃんと幸せになる道を選んで…
その道に私が居なくてもいいから……
するとチャンソンの顔が近づいてきた。
こんなに近くで見たのはいつぶりだろう……。
そんなことを考えていると、ふわっと、でもしっとり柔らかな何かがおでこに触れるのがわかった。
そのあと、夢は振り出しに戻った。
でも嫌な夢じゃなく、叫べば、チャンソンが気付いてくれる……そんな夢。
ヒヤ……
「ん……」
ハ「あ、起こしてごめんね。ちょっと様子、見に来たよ？」
「ハユン……」
気が付くと、ハユンが部屋にいた。
ハ「さすが解熱剤。もう微熱まで下がったのね」
「あ…れ……チャンソンは…？」
ハ「ん？チャンソン？」
夢…だよね……
「ご、ごめん…なんか変な夢、見てたみたい…」
ハ「そう？もし動けそうなら、おかゆ食べない？」
「あ、食べたいかも…」
ハ「じゃ、準備してくるね？」
「ありがと……」
ﾊﾞﾀﾝ……
ハユンが部屋から出ていく。
チャンソンが触れてくれた夢を思い出す。
「チャンソン…」
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hoscna(プロフ) - みかさん» みか様、ありがとうございます！！最後までお付き合いしてくださり、嬉しすぎて泣きそうです(;_;)私自身、やっぱり好きでたまらないので、いつか帰って来れたらと思ってます^ ^その時はよろしくお願いします！ (2017年12月12日 19時) (
レス) id: 6dafc08524 (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - ついに終わってしまいました（ ＴДＴ）いいお話ありがとうございました！新作楽しみに待ってます！ (2017年12月12日 8時) (レス) id: 96a5a714e4 (このIDを非表示/違反報告)
hoscna(プロフ) - 数ヶ月ぶりの更新です！下手度合いアップしてます;; (2017年12月5日 21時) (レス) id: 6dafc08524 (このIDを非表示/違反報告)
hoscna(プロフ) - 麻樹子さん» 麻樹子様、ありがとうございます！長いこと更新してなかったのに、こうして来てくださる方がいることがとても支えになります。これからのチャンソン、楽しみしててください^ ^ (2017年9月9日 18時) (レス) id: 6dafc08524 (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - あ〜よかった。優柔不断なのか 頑固なのか ホントに困ったチャンソン。ヌナはやっと安心して先を読むこと出来ます。続きを首長くして待ってます (2017年9月9日 17時) (レス) id: ce80ff39ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hoscna | 作成日時：2017年3月21日 13時
