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「……、ぁ、A？」
かくん、と。彼女から力が抜け、脱力してしまった。ぢゅっ、と鈍い音を立てながらハニーの身体に痕を残していた所から口を離す。
赤紫色の花や歯型が無数についた彼女の身体を撫でながら最後にもう一度軽いキスをする。
「なんだ、……もう寝ちゃったの？」
受け入れろ。と言わんばかり最後のほうは激しくしてしまったのでいつの間にか気絶してしまったらしい。
「ま、……無理もないか。今日散々動かしちゃったし」
「……寝顔も。かわいい」
「幸せそうに寝ちゃってさ、」
すやすや。寝息を立てている彼女。
肌は童話に出てくる白雪姫のように真っ白なのに、そんな彼女を赤に塗りつぶしてしまうようなキスマークが痛々しくも見える。けれど、この痕こそが愛のカタチだった。
「……、」
どうせなら、このまま。
痕が薄くなる前にもっと赤く色付けてしまいたい。
「ね、……俺。お前を殺さなくちゃなんないんだよ」
今、ここで。白いシーツすらも塗りつぶしてしまう赤を出したのなら、どれほど綺麗で美しいだろうか。
見てみたい。
俺だけが、独り占めできる光景を、……見てみたくなった。
けれど一生に一度しかない死の訪れだ。
他の有象無象は知らないが、愛している人には理想の死で最後を迎えて欲しい。
「どんな最期がいい？
俺にされるんだから幸せだよね、なんでも。
……でもさ、本当に最後だからお前の叶えたいこと全部叶えてから消してあげる」
「ね。……どういうのが似合うかな」
きっとどんなものでも似合っちゃうよね。
そう思いながら愛用のそれに弾を詰める。
✦
夜風に当たる中。月が雲で消えてしまうのを窓から見つめながらスカーレットに染まるワインをゆっくりと飲む。
「お嬢」
私の事をそう呼ぶのは、ここでたった一人だけ。
幼い頃から共にすごしたそうまだけだ。
「あら。晩酌してたの、バレちゃった？」
「瓶が一本なかったからね。……あんまり飲みすぎはダメだよ」
「ふふ、わかってるわよ」
相変わらず過保護なところは変わらない。
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
