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「？？？」
ようやく引き出しのトリックが分かった俺はどこかに突破口がないか探す。
と、その前にハニーにいい子いい子してあげないとだね。
よしよしとちょっとだけ乱暴に甘やかして、彼女の髪の毛を乱す。その困っているような嬉しそうな顔が可愛い。
「でかしたぞぉ、ハニー。捜し物は見つかった」
「わっ、本当？」
「お前の言ってた通りこれ、見た目よりずっと浅い箱だったんだよ」
この引き出しは本来30cmの深さがないといけない。けれど現状20cmしか見えていないということは、10cm分は隠されていたんだ。
カチン、と取っ手の部分を右に回した時タガが外れた音がした。
「見えてないこの底に……、っと」
「わっ！」
今まで隠されていた残りの10cmのそこの部分が現れる。そこには探し求めていた拳銃が入っていた。
「コンバット。……リボルバーか、と。
もうひとつは、ハンドガン……、」
「わぁ、本物……？ なんだか、こわいね、」
「……ハニーは危ないから触っちゃだめだよ」
「うん。わかった」
手に馴染む拳銃。
愛用しているリボルバーを本当に用意してくれてるとは思わなかったけれど、ハニーを殺す準備は着々と出来上がってくる。
「にしてもお前のおかげだよぉ、……ありがとうね」
「えへへ」
2人で見つけたお宝で、ひとつの命を奪うだなんて、残酷な話だが、この裏社会では日常的に起きること。
昨日の味方が今日の敵になることなんて、ざら。
それが今回は愛しのハニーだっただけの事。
「ご褒美に、……お前の好きなことしてあげる」
「えっ」
「ね、……今から何して欲しい？」
シルクのパジャマの上からハニーの好きな部分を指先でなぞる。この後の予定なんて、きっと2人、楽園で愛し合うだけだから今回は特別に彼女に合わせてあげようかなと思った。
「お前が思ってること、なんだって叶えてあげるよ」
「なん、でも？」
「そう、……なんでも」
最期になると思うから。
特別な愛を注いであげる。
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
