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カチッとドライヤーの電源をオフにして、ハニーの毛先を触って確認する。しっかり内側まで乾いた事をチェックして、最後に頭を撫でた。
「ん、よし。乾いたよ」
「ありがとう、ばぁうくん」
「ふふ、かわいくなった」
「えへへ」
こんな日常がいつまで続くのか。
永遠と無責任なことを言えれば言いたいが、この世ではいつか終わりを迎えてしまう。
それは世界中の全員が、命あるもの全て平等に神が与えたプレゼントなのだとファーザーが昔言っていた。
そのプレゼントをお前は与える存在なのだ。と、そう言われて俺は何人のやつをこの世では無い場所へ送っただろうか。
「……」
鏡に映った最愛の人を見つめながら、この手で次はハニーをあの世へと送り出さなくちゃいけないだなんて酷い話だと思った。
残酷だな、この世は。
あぁ、でも。お前は許してくれそうだから、きっと俺が送ってきた誰よりも綺麗に逝くんだろうね。
「？ どうしたの……？」
「んー？ さっきキスしたし、朝にいっぱいイチャイチャしたけど、またしたくなっちゃったなって」
「んえっ、」
じーっと見つめすぎたせいか、ハニーが戸惑ったような声をあげる。適当に言い訳でもつけといて、その日を迎えるまで愛を沢山送り込もうとおもっていれば、可愛い顔して驚く彼女。
「なんで驚くの？」
「ぁ、う、ううん、同じこと思ってたから……」
「じゃ、……していいってこと？」
「……っ」
ハニーの無言は肯定だ。
いいよの合図を受け取った俺は、乾かした長い髪を耳にかけて、現れた白いその立体感のある耳に触れて、口元を近づけた。
「あっ」
唇が触れるよりも先に部屋のインターフォンが鳴り出す。音を聞いたハニーは残念そうな声を上げていた。
「あーあ。そういえばディナー呼んでたんだった」
「っっ」
「残念だね。またお預け」
「……、」
小さな子どもが落ち込んだ時のように分かりやすく顔に出す彼女。
あー、もう。……かわいい。
事前に頼んでおいた食事がなんともまあ俺にとって好都合できたことによって見えた彼女の表情が死ぬほど愛おしくて、もっといじめたくなっちゃう。
「悲しそうな顔しない、……かわいいな」
「うぅ、……」
「ご飯、まず食べてからにしよっか」
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
