06 : Treasure Hunt ページ40
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「ばぁうくん……。何か探してるの？」
「あぁ、もう上がってきたんだ」
クイーンとの電話の後、直ぐに武器を探すために部屋のあっちこっちを探していたが、元々こういう探り出すのが苦手なため全然見つけられなくてイライラしているところだった。
「探し物なら、私も手伝って、」
「いや、いいよ。そんな急ぎのもんじゃないし」
「そ、そうなの？」
「それよりお前、まだ髪濡れてんじゃん。
おいで？ 乾かしてあげる」
一人がけのソファーに彼女を呼んで、『座って』と合図を送れば、小走りでそばに来る。何もかも上手くいかない状況で、彼女の行動だけが癒しだった。
「いつもと違う匂いする、」
「あ、……シャンプーとか、ホテルの使ったからかな？ オリジナルのって書いてあったよ」
「へぇ。……なんか、変な感じ」
「あんまり好きじゃなかった……？」
「んー、いつものが好きなだけ」
彼女がつけている匂いなら外でも家の中でもいい匂いだとは思うが、今日初めて嗅いだミルクみたいなソレに違和感を覚える。
なんか、ハニーがつけてると一気にバブみすごいっていうか。
ほぼ赤ちゃんみたいな匂いする。
いつもはもっと、甘くて蜂蜜みたいな匂いがするのに、今日はミルクが強かった。
「髪も伸びたね」
「うん、……ばぁうくん長いの好きって言ってたから、今伸ばしてて、」
「へぇ、俺のためなんだ。いい子だね」
「えへへ」
目の前に座るハニーの髪をタオルでもう一度優しく拭く。出会った頃は胸の辺りまであった髪はいつの間にかウエスト辺りまで伸びていた。
毛先が濡れてうねっているから、きっと真っ直ぐに伸ばしたらもっと長いだろう。
「じゃ、乾かして行くから」
「うん。……お願いします」
手にヘアミルクを取って根元と毛先を中心につけていく。髪を痛めないようにするためだ。
「ふふ、ばぁうくんっていつも丁寧だよね」
「は？ そう？」
「うん。なんか、上手……？ っていうか、慣れてるって言うか……」
「クイーンのもよく乾かしてるし……、」
「…………、『クイーン』？」
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
