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ギュッとしがみつくように抱きしめてれる彼女。
そんな彼女の顔を隠しながら通行人を避けながら、ホテルの方へと向かう。
「あ、の……。ばぁうくん、私ひとりでも歩け……」
「んー？ 無理無理。歩けないよぉ」
「え。……え、」
もし狙われて発砲された時は俺が走って逃げれば良いし、抱えて居ればいくらか守ることだって出来る。
「なんか、軽くなってない？ ハニー」
「え。そうかな……？ ご飯は食べてるんだけど……」
「足りてないんじゃない？ 今夜、食べさせてあげようか」
「んぇ……、」
「何？ 嫌なの？」
フルフルと頭を横に振る彼女。どうやら嫌ではないようだ。だが今朝もそうだが『食べさせてあげる』となると何時間もかかってしまうんだろうなと彼女は思っていた。
「ううん、全然嫌じゃないよ」
「……。ほら、もうすぐつくよ。ゆっくりしながらディナーにしよ」
ホテルに入るまで発砲はなかった。人通りの多い道を通ってきたからだろう。だが、後を付けられているかもしれない。
せめて武器でも調達出来たらいいんだけど……。
一応、アイツらに頼んで武器持ってきてもらうか。あーあ、てるちゃんにさっき言えば良かった。
専門分野ではないが、最悪ワイヤーや罠を使っての戦い方はできるか。
「あ。チェックインしたいんだけど」
「かしこまりました」
「……後俺の可愛い子が怪我しちゃって。救急セットとか貰える？」
「御用意致します」
テキパキと対応してくれるフロントガール。どうやらここは接客に対しても力を入れているらしい。
素晴らしい遊園地だ。
「救急セットとお部屋の準備が整いました。ごゆっくりお過ごしください」
「ありがと」
このホテルの最上階。案外クイーンは金遣いが荒いらしく、毎回こういう高級なホテルを予約してくれる。
ここって確かスイートだと1泊8万くらいするって言ってなかった？ ったく、これだから箱入り娘は……。まあ、クイーンが贅沢に幸せに暮らしていたことはとても喜ばしいことだけど。
「ほら、ハニー。ここからは2人の時間だよ」
𝐍𝐞𝐱𝐭 ❥❥❥ 【 スイートルーム 】
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
