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出たところで撃たれてしまってもまずい。どうするべきか……。
「な、い。けど……っ、あの」
「電話、もう終わった？」
「へ？ あ。まだだよ。お話の途中で……」
「貸して。俺が説明してあげるから」
まずはこっちの事を終わらせて……。
このまま身を隠しながら下まで降りるまで待機して……。
店主と話をしながら彼女に敵に狙われていることを気づかれないようにしなくてはいけない。なんて面倒くさいんだろうと思いつつ、とりあえず脅して土曜日までの休みは強引に取った。
「……ね、A。お前なんか被り物とか持ってないの？」
「被り物……？ ばぁうくんするの？」
「見てみたいだけ。ね、ある？」
「景品に何かあったかもしれないけど……」
ひとまずハニーの顔さえ隠せば何とかバレずに済むか……。発砲してこないってことは、まだこちらには気づいていない。スコープで確認でもしていたんだろう。
今日はここに泊まるにしても明日にはココを移動しなければならない。
この場所をもう少しハニーと回れたら良かったんだけど。
追っ手が来るのが早すぎる。
「タオルと……、カチューシャくらいしかないかもしれない……、」
ちらっと彼女の方を見たがタオルを頭から被るとなると一気に怪しさが増すか。……だったら不本意だけど俺もカチューシャして、カップルに紛れ込んだ方がいいかも。
「へぇ、うさぎのカチューシャなんだ」
「うん。……かわいいね」
「……じゃどっちか好きな方つけて？ あとこれ。タオルは足首に巻いて」
地上まで残り数分で着く。
出る時にバレなきゃなんだっていい。
「足首……？」
「そ。縛るようにして巻いて」
「？？ わ、わかった」
白いうさ耳カチューシャをつけたあと、指示通りに足首にタオルを巻く彼女。自分もお揃いの黒いうさ耳のカチューシャをつけて、外から開いた扉から、ハニーをお姫様抱っこして出た。
「えっ？！」
「ほら。 捕まってて」
「？！ ん、うん……っ」
「俺の事だけ見ててね。ホテル行くから」
これできっと。
どこからどう見ても怪我した彼女を運んでいるようにしか見えないはず。
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
