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2人だけの楽園を始めるのも悪くないのだろうか。
「……。ばぁうくんは、そんなことしなさそうだね」
「え、」
彼女が言い張った言葉がどういう意味で言っていたのか、全くわからない。
『そんなことしなさそう』って。
まるで、俺がハニーを諦めると言っているみたいじゃないか。なんで、そんな、突き放した言い方するんだよ。
「……。ばぁうくん、違う所、行く？」
「……パレード飽きちゃったわけ？」
「あ。ううん。ばぁうくんが退屈かなって」
「いいよ。俺の事なんか気にしなくて。
……お前どっか行きたいところあるなら別だけど」
そう告げればキョロキョロと辺りを見渡して、奥にある観覧車の方を指さす彼女。園内の中でも1番高いそれに目をつけるだなんて、そういうところは普通の女の子みたいだ。
「あれに乗ってみたいな」
「ベタなの好きだよね、Aって」
「ばぁうくんと一緒ならどこでも楽しいから全部好きだよ」
ニコニコ。彼女の笑顔が花咲かせる。
この笑顔を守りたいのに、それが叶わないだなんて残酷だ。
「俺も、お前といると楽しいから、どこに居ても楽しいよ」
「えへへ」
パレードの中を抜けて、奥にある観覧車の方へと歩いていく。ほとんどの人がパレードを見ているからか、遊具の方は人がまばらに集まっている程度で直ぐに順番が回ってきた。
「わっ……！ 上がっていってる……！」
「そりゃあ回ってるからね」
乗り込んで2人っきりになったというのに景色がどんどん広がって行くのを見つめる彼女。その横顔は本当に楽しそうで、止めるのが申し訳なくなってしまう。
「あ。見て。あそこ。パレードがあったところだよ」
「そだね」
「あんなに遠かったんだぁ……」
観覧車の中からでも十分に分かるほど、あの辺一帯は人が集まっていた。
「広いねぇ。
……あっちはキラキラしてるし、あっちは不思議な洋館があるよ……！」
どうやらエリアごとでコンセプトが違うらしく、いろんな建物が密集している。
結構すごい。
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
