04 : エデンのパレード ページ21
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「……ん、」
「あ。起きた？ ……身体痛くなったりしてない？」
ハニーが目を覚ましたのはてるちゃんが立ち去って2時間過ぎたところだ。それまで人の気配を感じながら、俺も取れていない睡眠を取っていたところだった。
さすがにこんな遊園地のど真ん中で勃発する事件なんてなく、平和な2時間だったと思う。
「ごめんなさい、私、寝ちゃって……」
「ま。朝は運動してたんだししょうがないんじゃない？」
「あ、……ぅ、」
戸惑うハニーの反応を楽しみながら人集りができた方を見る。どうやら今日のパレードが始まるらしい。
「疲れてない？ 椅子硬かったっしょ」
「大丈夫だよ。あ、ばぁうくんこそ疲れてない……？
私、ずっと頭置いちゃってたよね、……ごめ」
「別に。ずっと頭撫でてたからなんとも」
それに。触れられるうちはずっと触れていたかったし。
ハニーが良く眠れたならそれで良かった。
「……えへへ」
「何笑ってんの」
「あ、だって撫でてて貰えて、嬉しいなって、」
そんな風に言うならこれからだってずっと撫でてあげるのに。なんて、……いつもならきっと言っていたんだろう。
「それにしてもすごい人が集まっているんだね」
「……言ってたでしょ。パレードだよ」
「あ。あっちにいたうさぎが出てきた」
「え。アイツ、パレードとか出るの？」
あんな巨体の身体しておいて？
手足短いのに先頭で大丈夫かよ。
なんて思っていると仮面をつけた細身のダンサーが5人ほど出てくる。スタイリッシュなその衣装を身にまとい夜を踊る彼らを見て黄色い悲鳴をあげる観客。
まるで、ライブ会場にでも来たみたいだ。
「へー……なに。あんなのが人気なの？」
「……」
「何見惚れてんのお前」
「あ、ごめんなさい。……あの赤い人が」
ハニーが指さすその人物は、うさぎの仮面をつけ、センターで踊っている。赤髪で、チャラチャラしているようなやつ。
片足につけたレースアップが特徴的な人物だ。
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
