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愛しいあの子に会って、疲れた身体を癒したい。ちょうど次の仕事まで時間がしばらく空いている。その間は全部彼女のために使いたかった。
いつこの世とお別れしたっておかしくは無い。
もちろん俺が死を迎えるだなんてありえない話しだが、1分1秒でも彼女のそばにいたいというのは本心だ。
「とりあえず、さっさとホテルに戻って」
シャワーでこの穢らわしい汚れと臭いを落としたい。
日が昇る頃に彼女に会いに行こうと決めた俺は、早足で今日で最後の拠点となるホテルへと向かった。
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「お帰りなさいませ」
「どうも〜。……ご苦労さま〜」
まだ早朝のエントランスに2人の女性が受付をしている。借りた部屋の鍵を持ってそのままエレベーターに乗り込んだ。
さすがは高級ホテル。
ファミリーのトップであるクイーンが用意してくれたホテルはサービスも秘密も守ってくれるVIP御用達の場所。部屋も独りだと言うのに広々使えて、尚且つ、「任務が終わるまで適当に使っていいわ」と何泊も贅沢をさせてくれた。
「……それも今日で終わりか」
今朝片付けてしまったからもう贅沢な夢の世界はおしまいだ。最後にシャワーでも浴びて軽く片付けてから部屋を出てしまおう。
こんな暮らし、ガキの頃には考えられないことだった。当たり前にあるベッドにいつ遊ぶかも分からないダーツ。何時でも美味い飯と冷えた飲み物が届くこの場所はきっと楽園なのだろう。
「……でも、……アイツの家がやっぱ1番落ち着くんだよね」
「やば……早く会いたくなっちゃった」
汚れた服を真っ黒のゴミ袋に放り込んでアクセサリーを一つ一つ外していく。こちらも汚れてしまったものがあるため、中に入れておこう。雑に入れた服をその辺にまとめてシャワー室に向かう。
胸に刻まれた『A』の刻印。
9歳のときにファミリーへと入った時から「裏切りはなしだ」と言われ仲間に入れて貰えた。だからこそ、今こんな贅沢が出来ている。
文句は無い。
ないが、世界で1番愛している女にはその事をいえなかった。
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
