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「……」
「早まらないでね。
……今週、ファミリーで幹部だけのお茶会がある」
「今週……ね、」
「土曜日。……その日はハニーちゃんに見張りをつけるよ」
お茶会。
俺らのファミリーの中で会議のことをそう呼んでいる。そんなお茶会まで敵が襲ってくるかもしれないってのに。呑気だな。
でも、仕方がない。
ファミリーにとって1番大事なのはクイーンだ。ファミリーの一員でもないハニーを1番に助けることは出来ない。
「……それまでは、ほかの任務は僕たちに任せてハニーちゃんのそばにいてあげて」
「え」
「それが、クイーンからのコマンドだよ」
「……クイーン」
「……お花もここのチケットもクイーンが用意してくださったんだよ」
「！」
「……『2人で楽しく過ごして』って」
最後だからなのか。
こんなサプライズを用意してるだなんて流石はクイーンだ。
「ありがとう」
「それから。これ。……ここのホテルの招待状」
「それもクイーンから？」
封に入ったソレを渡され、受け取る。
中にはスイートルームの部屋へのチケットと鍵が入っていた。
ここは都内でも大人気の遊園地だ。そんな場所のスイートルームだなんて高かっただろうし、予約も取りづらかっただろう。
「うん、……そうだよ」
「……そっか」
最期の思い出を作るにはちょうどいい場所なのだろう。残り僅かしか残されていない彼女の命の中で素敵にしてあげてというクイーンの命令が聞こえた気がした。
「……ありがとうって、伝えといて」
「……。直接いいなよ、ばぁうくん」
「……」
言えないかも、しれない。
だから伝言と言う意味でてるちゃんに伝えたのに受け入れてくれないようだ。
「……もう。行くよ」
「うん」
「……勝手な真似は、……ダメだからね」
「……うん」
音もなく、後ろにいたてるちゃんの気配が無くなる。しばらく、その場から動けなかった。
……俺は、クイーンも、ハニーも護りたいのに。
俺に下されたコマンドはクイーンを守ることだった。
𝐍𝐞𝐱𝐭 ❥❥❥ 【 エデンのパレード 】
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
