03 : 午後3時のお茶会 ページ15
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「わぁ……っ！」
「おぉ……すげぇ」
くしゃくしゃのチケットは結果だけを言えばちゃんと使えた。というか使わせた。
最初は嫌な顔をしていたが人目のない場所まで連れていき銃で脅せば案外簡単に言うことを聞いてくれたため、無駄な血は流れずに済んだ。
「広いねぇ」
あっちもこっちも賑やかなKnight Park。
「今って、お昼だったよね……？
夜みたいに真っ暗だ……」
『眠らない夜の遊園地』をテーマしたここはコンセプト通り、まだ昼だと言うのに夜に輝く街のようだった。
「怖い？」
「ううんっ。ワクワクしちゃう」
知らない場所で怖気付くかと思っていたのに、案外ハニーってば楽しんでいる。
まあ、連れてきたかいはあったみたいだ。
「えっと……、現在地がここで……」
今のうちに午後3時に向かわなくてはならない時計台を探す。
丁度中央の辺りだ。歩いていればすぐに着くだろう。
それまでハニーと……、
「ばぁうくん、ばぁうくんっ、見てみてうさぎ」
「は？ うさぎ……？？」
彼女がキャッキャしながら指さす方には確かにピンク色のうさぎがいる。それもなんかデブで足が遅くてマヌケそうなうさぎだ。
どうやらアレがこのテーマパークのマスコットらしい。
「……なにあいつ」
「うさぎだって」
「まんまじゃん。適当すぎるだろ」
「でもかわいいよ」
マスコットのうさぎと手まで繋いじゃって嬉しそうなハニー。ただのデブのうさぎの癖になんて生意気な。
「うさぎも一緒に回る……？ そしたらもっと」
「馬鹿じゃないの」
「わっ……、」
グッと彼女の手を掴んでその場から離れる。俺と手繋ぐって言ったのに、なに他の男……。ってかうさぎに媚び売ってんのコイツ。本当に意味わかんない。
爪が食い込むくらいに握ってやれば流石に諦めたのか「ごめんなさい」と謝り出す彼女。
「ホントに反省してる？」
「うん。してるよ。
ばぁうくんと2人っきりがいい」
「だよね。そうでしかないよね」
もっと早く気づけ。馬鹿。
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
