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「はぁ、……おっも」
重労働は苦手な分野だが、この後ハニーと会う約束をしているためなるはやで処理を進めなくちゃならない。死体をドラム缶に詰め込んだそれがコロコロと血溜まりの上を転がる。
「んじゃ、……仲良くおやすみ」
トン、とスーツに合わせたお気に入りの靴で軽く押す。
ゆっくりと海の方へと転がるそれは、入水の時に大きな音を立て、静かに闇の中へと沈んでしまった。持ってきたダッフルコートを身につけ、何とか見た目だけでも血を隠した。
「……、あ。まひ？
俺。今終わったぁー……」
仕事終わりに第1部隊の幹部であるまひとに電話をかければ、『なぁにばぁうくん』と眠そうな声が聞こえてきた。
こっちは仕事だったってのに、全く呑気な男だぜ。
『えっ。……もう終わったの？！』
「だから終わったって言ってんじゃん」
『今日なんかハニーちゃんと約束あるんでしょ〜』
「ピンポーン。だいせいか〜い」
『やっぱりね』と予想していた答えが来たからか妙に納得するまひとは『そんなことだろうと思ったよ』と呟いた。
「ケースはホテルのロビーに届けて置くから」
『わかった。後で向かわせるよ』
「後、一緒にスーツも預けるから、……お前クリーニング出しといてくんない？」
『えぇーー。なにそれ。超めんどくさいじゃん……！』
「じゃ、よろしく〜〜〜」
ピーピー電話越しで何か話していたがそれを切ってまだ寒い朝の街を歩く。
「……と。……もうサツ来たのかよ……。
……政府のイヌは鼻がいいもんで、」
ウーと赤いサイレンを鳴り響かせ、3台のパトカーとすれ違う。チラリと横目を動かす。きっと警察が向かった場所は先程まで俺がいた場所だろう。
ご苦労なこった。
「ちっ、……雨かよ」
「……さむ」
痛い思いも、寒い思いも、思えばこの街の路地裏で生きてからずっと感じている。痛覚が刺激される度に生を実感し、この行いは正しいものなのだと言い聞かせていた。
「……まだ朝だけど、……これからアイツに逢いに行こうかな」
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える - ていう心境です (4月30日 17時) (
レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
える - え、え？え…？えええええええ！？！？ (4月30日 17時) (レス) id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
Stellar(プロフ) - えるさん» わ。ありがとうございます、姫🥰 いっぱい楽しみますわ🥰 (4月19日 12時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
える - LIVE参戦おめでとうございます！私も名古屋公演に参戦しましたが、ほんっとうに最高すぎたので、全力で楽しんできてください！ 行ってらっしゃいませ、姫 (4月18日 16時) (レス) @page41 id: bc7069de6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2024年3月7日 23時
