❤︎ ページ35
「ただいま」
「ん。ちゃんと帰ってこれたね。おかえり」
家に帰ってくるなりばぁうくんはいち早く彼女を抱きしめた。月に1回だけの彼女の外出。「怖くなかった？」なんて聞いては他の男の匂いがついてないか調べる。
浮気なんてする暇もなければ、今はする気もない。
「そういえば、もうそろそろ終わった？」
「うん。……もうお腹も痛くないし、眠くもない」
「ちゅ……。……じゃあ久しぶりにしたいんだけど」
この一週間、生理でダウンしていた彼女はしばらく夜の営みを中断してしまっていた。その事を今日の女子会で伝えたつもりだったのだがどうやら勘違いをさせてしまったらしい。
「ん、」
「お前もその気じゃん……、風呂なんて入らなくていいからさ、そのままのお前味わいたいなぁ〜」
「っ、」
「久しぶりだけど、優しくしてあげないから。泣かせたら、ごめんね？」
今日も彼女はきっとばぁうくんのオモチャになってしまうのだろう。
それでもいい。
それがいい。
自分自身を理解してくれる人はきっとばぁうくん意外いないから。
そう教えこませて解らせて。
壊しても愛して、私で遊んでね。
今宵も彼の腕の中でラブドールは甘い夢を見る。
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こうは＃琥珀糖(プロフ) - 完結おめでとうございます！完結して寂しいような、嬉しいような……そんな気持ちでいっぱいですｗ もし、他のメンバーさんでも書いていただけるならぜひ読みたいです！ (2022年9月7日 18時) (
レス) @page36 id: 908f16ce99 (このIDを非表示/違反報告)
アや(プロフ) - 更新ありがとございます！この作品大好きです！ (2022年9月3日 9時) (レス) @page24 id: df745531ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2022年7月1日 11時
