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ばぁうくんの言った通りに鍵を閉めて、ちゃんと鍵がかかっているか確認。なんの問題もなかったためそのままエレベーターの方に向かって行くが、その時他の部屋の男性住人とすれ違った。ペコりと会釈をする男性だが彼女は見なかったフリをしてエレベーターの方へと早歩きする。
そんな行動を先にエレベーターに乗っていたばぁうくんは見ていた。時より行う抜き打ちチェック。彼女がちゃんと自分のモノであるか確かめていた。そんな事も知らない彼女は「あれ、ばぁうくん、なんで？」と先に行ったはずの彼がここにいることを不思議に感じる。
「さっきエレベーター来てさ。どうせなら待ってようかなって」
「そうだったんだ。待たせてごめんなさい、」
「ううん」
正直気分がいい。もし、他の男に媚びを売るような挨拶をするようなら部屋に戻って解らせてやるつもりだったがその必要がないほど今日の彼女は従順でいい子だった。
そんな彼女を甘やかすように2人っきりのエレベーターで密着し、頬を撫でる。ちゅっといつ誰が来るかも分からないエレベーターの中でキスを1回だけすれば彼女はそれだけで顔を真っ赤にさせた。
「どこ行くんだっけ」
「えっと……スーパーは帰りに寄りたい、です」
「その他は？せっかくのデートなんだし」
「あ……。ばぁうくんが行きたいところ……？」
「なんで疑問形？まっ、いいや。適当走るからなんかあったら言って」
「うん」
エンジンを入れて車を動かす。運転する横顔がかっこいいななんて見つめていたら、横目で「見すぎ」と注意されてしまった。
「ごっ、ごめんなさい」
「何。なんかついてた？」
「いや、……その。かっこいいなって。あっ、いつも。ばぁうくんはいつもかっこいいんだけど、運転してる所とか、真剣な横顔とか、かっこいい……と、思いました、」
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夜空(プロフ) - うわぁ、彼女ちゃんが可愛い…！！作者さまの書かれる彼女ちゃんとばぁうくん可愛いが過ぎます。どこまでも素直で、天然で可愛いばうカノちゃんが好きです…！ (2022年6月17日 16時) (
レス) @page13 id: 2ceb4af9d4 (このIDを非表示/違反報告)
なわわ(プロフ) - すごく楽しみです！頑張ってください！ (2022年6月13日 21時) (レス) @page1 id: f08a93420d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Stellar | 作成日時：2022年6月13日 17時
