朝目が覚めたらホストが恋人になっていた話 【JM】

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彼がホストを辞めると言った時、最後に今度から是非ともジミナを指名してやって？と言われた。


ホビの頼みなら仕方がないとそのお願いを引き受けて私はジミナを指名した。


ジミナはホビから引き継ぎされたのかのように私には詳しくて担当がジミナに変わるのに時間はかからなかった。



まぁ、結果があれだけど。




ようやく研修1日目が終わり、私は今日1日手をつけられなかった仕事を残業で片付けた。
これは本日もお泊まりかな、、、？


ヴヴッとデスクに置いたスマホが通知を知らせて中を確認すればまぁ、見たくないやつ。



ジミン仕事終わった??僕はこれから仕事だよ。会いたいなぁ



完全にホスト仕様の自撮り付き。多分もう店なんだろう。その証拠に彼の一人称は俺から僕へと変わった。
彼からのカトクを無視して伝票を打っていけばまたヴヴッと通知が来る。



ジミン明日休みなんだけど一緒にご飯行かない?



まぁ最初から断るつもりだけどきっとこの調子なら明日も残業だ。




A忙しいです。お断りします。




そう返事を送ると直ぐにまたあの得体の知れないスタンプが涙を流している。




ジミン時間あるときでいいから会いたい。声が聞きたい。




なんて彼が言うから「あーーーーー」っていう私の声を音声ファイルで送った。我ながら可愛げがない。




ジミンんふふ、声聞けた笑 大好きだよ!





「…………」





きっと疲れてる。
だから動悸がしてる。



決して彼にときめいてなんていない。




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作者より))赤星ありがとうございます！

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