朝目が覚めたらホストが恋人になっていた話 【JM】

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「や、やらかした…」


JM「なーにが？ねね、付き合ってから初めての休日だしデートしよ」


「つ、付き合って！？いや、違う！あれはあの瞬間だけの事で…！」


JM「俺、確認したけど…？」




髪をかきあげて話すジミナは、ホストの時とは違って声もいつもより低く何よりも一人称が"僕"から"俺"に変わった。



「本当に、ごめん！だけど、無理！私彼氏とか絶対に無理！！」


JM「Aが束縛を嫌ってるの知ってるよ。でも俺はAを自分だけのものだなんて思わないし、束縛だってしないよ。」


「待って、落ち着いて。まず、私の事好きなの…？」


JM「うん。初めて会った時からずっと。最初、Aってホソギヒョンばっか指名してたでしょ？ホソギヒョンがホスト辞めてから俺を指名してくれるようになってめっちゃ嬉しかった。」




そんな、真剣な顔で言わないで…！恥ずかしい！
ジミナが体を起こせば綺麗な上裸が出てくる。
いや待って？てことはさ…



「きゃっ！！！」


JM「今更隠すなよ笑笑」



自分も裸だよね！そうだよね！！
恥ずかしすぎる…。



「いや、でもやっぱりダメだ。私は彼氏なんて必要ないもの」


JM「ダメなんて今更言わないでよ。俺、昨日すっごい嬉しかったんだよ。片思いがやっと実ったんだって」


「違うのジミナ。あれはホストだったから、一夜限りのもので…ほんと、勘違いさせるようなことは謝るから！」


JM「じゃあ責任取って付き合って？」


「なんでそぉなるの？！」



何を言っても通じないジミナに困り果てた私はとりあえず一旦お風呂に入ることにした。

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