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プレゼントを拾い上げたVはニコッと笑った。
TH「姫何楽しそうなことしてるの〜!
俺もまーぜてっ♡」
だから違う人が良かったんだよ…!!
「楽しくない!!お願い、助けて!」
「他の男と話してんじゃねぇよ」
「いっ…たい!!無理やり引っ張らないで!」
私がVに声をかけたことに機嫌を悪くしたジュニョンはグイッとさらに腕を引いて歩こうとする。
しかし、私の腕には引っ張られた痛みは来なかった。
TH「俺も混ぜて……って聞こえなかった?」
Vがジュニョンの腕を引いたからだ。
「お前、こいつのなんなんだよ」
TH「姫は…」
「今の彼氏よ!!」
TH「「え」」
Vとジュニョンが声を揃えて私を見た。
「せ、先月から!ねっ?」
TH「え、あ…うん!そう!先月から!」
話を合わせてくれたVは私の腕に自身の腕を絡めてジュニョンから距離をとった。
「はっ、下手な嘘つくなよ。じゃあ男の方はなんでお前のこと"姫"なんて呼んでんの?笑」
TH「彼女は男にとって姫も同然だろ。彼氏が彼女を姫と呼んじゃダメなんてルールでもあるの?」
「っ…俺はまだ別れたなんて認めてねぇからな!!」
ジュニョンはそう言って私たちの前から去って行く。
「はぁ…助かった。ありがとうね、V」
TH「今のなに、元彼?」
「うん。束縛クソ野郎」
TH「あ、聞いたことある。ジミナが話してた」
あれが束縛クソ野郎かぁなんて呟きながらジュニョンの去った方向を見るV。
そんな彼の持つプレゼントへ手を伸ばした。
しかし、彼はひょいとプレゼントを上にあげてしまう。
「ちょっと、返して」
TH「助けたお礼が欲しいなぁ」
「…わかった。でもそれはダメ。近くのカフェでランチ奢るから」
TH「んー、まっいっか!」
なんて上からの発言をして彼と私は近くのカフェに入った。
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コンブチャ(プロフ) - KBさん» ありがとうございます!土日にはもっと更新できるといいなぁと思っております! (2021年10月14日 23時) (レス) id: c8c2a9ec26 (このIDを非表示/違反報告)
KB - 推しのジミンのお話で読んでいてすごくキュンキュンしてます!更新頑張ってください(^^) (2021年10月13日 22時) (レス) @page18 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
コンブチャ(プロフ) - えりきちさん» ありがとうございます!今日中に新しい話を書きたいと思います! (2021年10月9日 18時) (レス) id: c8c2a9ec26 (このIDを非表示/違反報告)
えりきち(プロフ) - ものすごく面白いです!これからも楽しみにしてます! (2021年9月23日 19時) (レス) @page14 id: b2c7d837f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コンブチャ | 作成日時:2021年9月13日 19時