検索窓
今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:93,309 hit

ー14 ページ14

「では暫く店内をご覧になってお待ちください」



ブレスレットを預けて店内を眺める。



「ピアスかぁ…怖くて結局開けられなかったなぁ…」



こんなに可愛いのいっぱいあるのに私は開いてないから付けられないや…。



「あ…これ、ジミナに似合いそう…」



シルバーのシンプルなピアス。
何故かそれを見た瞬間ジミンが思い浮かんだ。



「……ダウンジャケットも借りたし…ご飯も貰ったし、そもそもこの前のお礼もしてない…



…うん。お礼、しなきゃ。

すみません、これプレゼント用でお願いします!」













「ブレスレットも直ったし、プレゼント買えたし!

あー、平日に暇なんて最高!!このままどっかでランチでもしようかなぁ…」




ジミナからは今日も聞いてもいないのに出勤時間が送られてきていたため17時30分までは暇な時間。

こんなに時間がある時なんて滅多にないからずっと行きたかったカフェにでも行こうと歩き出した瞬間だった。




「……A?」



「…ジュニョン…」



そこにいたのは束縛クソ野郎と呼ばれる元彼、ジュニョンだ。




「Aじゃん!もう、全然連絡くれないから生きてるのか心配だったんだよ」


「…もう連絡先消してるから。話しかけてこないで。」


「あ、おい!待てって!俺これから昼なんだけど一緒にどっか行かない?」


「行かない。さよなら。」




腕を掴むジュニョンを振り払って歩き出せばジュニョンは走って私の肩を掴んだ。




「なに?まさかこれから男と会うの?」


「っ…なんなのよ!!私たち別れてるんだからもう関係ないでしょ?!」


「俺別れることに同意してねぇよ!久しぶりなんだから話くらいいいだろ!抱かせろって言ってるんじゃねぇんだし」




そのまま無理やりジュニョンは私の腕を掴み直して歩き出す。




「ちょっと、離して!!いや!!っあ…!!」




ジュニョンから離れようと暴れていれば手に持っていたプレゼントを落としてしまう。
でも、ジュニョンは止まらないからそのプレゼントは地面に落とされたまま遠ざかって行った。




____ああ!踏まれちゃう!お願いします!!誰か助けてっっ!!!




そう願った時だった。



プレゼントに伸ばされた手がそれを拾い上げた。




「あ、そ、それ私の!!」




TH「…姫の???」




もうちょっと違う人が良かったです。すみません。

ー15→←ー13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (318 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1375人がお気に入り
設定タグ:ジミン , BTS , バンタン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

コンブチャ(プロフ) - KBさん» ありがとうございます!土日にはもっと更新できるといいなぁと思っております! (2021年10月14日 23時) (レス) id: c8c2a9ec26 (このIDを非表示/違反報告)
KB - 推しのジミンのお話で読んでいてすごくキュンキュンしてます!更新頑張ってください(^^) (2021年10月13日 22時) (レス) @page18 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
コンブチャ(プロフ) - えりきちさん» ありがとうございます!今日中に新しい話を書きたいと思います! (2021年10月9日 18時) (レス) id: c8c2a9ec26 (このIDを非表示/違反報告)
えりきち(プロフ) - ものすごく面白いです!これからも楽しみにしてます! (2021年9月23日 19時) (レス) @page14 id: b2c7d837f9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:コンブチャ | 作成日時:2021年9月13日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。