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まあいいや。……で。だからもし、あたしがたまに感じる悪寒ってのが、東条の気配とかを感じての事だったら……もう外出歩けないわ。だって未だにあの子の事は生身の人間だと思ってないんだから。

 ていうか、絶対人間じゃないと思う。いや、絶対は言い過ぎかもしれないけど。だって一ヶ月も経ってないのに、転校したっていうんだよ。本人が登校しなくなってから、一週間くらいした頃に担任がそう言ったんだよ。″転校した″って。
 あ、でもそれだと一応一ヶ月は居たことになるのか?まあどうでもいっか。

 それに、彼女が最後に言った言葉。「貴女が私だから」ってやつ。意味わかんなくない?

 あたしは当然、東条なんかじゃないし!東条だってあたしじゃないんだからな!
 そもそもこのさとり様を名乗ろうなんて、頭が高いんだよ!きゃーっきゃっきゃ!

 はーあ……このテンションじゃなきゃやってけないっつーの……。

 さて、と……あたしの話はこれで終わり。どう?訳分かんなすぎて怖かったでしょ!
 じゃ、蝋燭消すからな。次の話する奴、ハードル高くなったからって退屈させんなよ!きゃはは!

◇ Ep.5 呼び声→←├



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作者名: | 作成日時:2022年8月28日 21時

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