三十八話 ページ40
黒 「A、行きますよ」
「コクン」
あれから、一年経ち今は８月
そう、もうそろそろ全国中学校体育大会 通称「全中」がある
僕達は間近に迫った全中の練習をしている
でも、最近皆の様子がおかしい
気のせいだろうか…
(最近揉めることが多くなったし…人が変わったような黒「A！危ない！」え？)
青信号の横断歩道を歩いていたはずの僕の体が宙を舞い地面に叩きつけられた
信号無視をしたトラックが僕を轢いた
テツ兄の心配そうな顔をしていた
周りの音が小さくなっていく
(死ぬのかな…)
そんな言葉が頭をよぎった
暗くなっていく視界に僕は目を閉じたかもわからない
そして僕は意識を手放した
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
目を覚ますと薬品の匂いがした
(病…院…？どうして…)
看 「あ、起きたんですね。貴方は車に轢かれて2週間寝てたんですよ」
(今は…何日なんだ…)
書くものが無いため喋れない
看 「あ、喋れないんですよね。今書くもの持ってきます」
看護師は書くものを僕に渡した
『今何日ですか』
事故のせいか腕が思うように動かない
看 「今は８月の○日ですよ」
(確かその日は…全中！)
僕は急いで起き上がった
「っ！？」
看 「まだ、動いてはダメです！」
『試合に…行かなきゃ』
看 「ダメです。そんな体で外には出られません」
『お願いです。連れてってください。出れなくてもいいんです。見たら帰りますから』
看 「分かりました。許可をもらってくるので待っていてください」
試合に出れなくてもいい
見るだけでも構わなかった
僕は試合をやっている会場へ向かった
客席から覗くと丁度帝光中と明恍中との試合だった
(テツ兄が居ない…それに点数が…！)
僕が来た時には皆の【遊び】は終わろうとしていた
ビーーーー
帝光中は優勝した
だが、僕たちの友情は消え去った
見ただけでは状況が把握できず、後からテツ兄に教えてもらった
＜皆は遊んでいた＞と…
『もう帰ります』
看 「もういいの？」
『はい。すみません』
仲間など簡単に壊れてしまうものだ
言葉だけの関係で意味はなかったんだ
僕は病院に戻ると隙を見て抜け出し家を出た
僕はこの時決めた
人、キセキは信じないと＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
意味わかんねぇぇぇぇぇぇ！
詳しい話は続編で書きます！
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陽泉＆霧崎ＬＯＶＥ - あれ…ムッ君自己紹介… (2015年8月4日 11時) (
レス) id: 3657a9dd61 (このIDを非表示/違反報告)
雨凰 - 面白かったです。続き楽しみにしてます。 (2014年7月4日 19時) (携帯から) (レス) id: 02389a9b79 (このIDを非表示/違反報告)
アレフ(プロフ) - なかなか更新してなくてすいません！また、頑張りたいと思います！ (2014年7月3日 21時) (レス) id: ced54d8fc6 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 慎(プロフ) - 主人公くんの過去で泣きそうになりました…これからも頑張ってください!!あ、あと21話のふんいきは風陰気じゃなくて雰囲気です！黒バス大好きですよ〜(^ω^)ﾉｼ (2014年5月31日 21時) (携帯から) (レス) id: b2ddf9c1f0 (このIDを非表示/違反報告)
アレフ(プロフ) - 指摘ありがとうございますm(__)m色々間違えてすいません汗 (2014年5月25日 21時) (レス) id: ced54d8fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレフ | 作成日時：2014年4月13日 13時
