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利吉さんも無事に戻ってきて、3人で仲良く昼食を食べた。

ここからは、お楽しみのデザートタイムだ!


目の前で綺麗に剥かれていく桃を見つめて、私は心躍らせていた。



「そんなに見つめなくても、桃は逃げないぞ?」

『…逃げるかもしれないじゃないですか。』

「Aは今までどんな桃を食べてきたんだ?」



いや、さすがにうちの村でも桃は逃げないよ?でも、万が一ネズミや鳥なんかがかっさらっていくかもしれないし……

真剣に桃を見張っている私を見て、土井先生と利吉さんは苦笑した。



「ほら、剥き終わったぞ。」

『ありがとうございます!いただきます!』

「ゆっくり食べるんだぞ〜?」

『もちろんです!これ以上ないほどに味わって食べます!』



楊枝に刺された桃を一欠片持ち、頬張る。みずみずしい果肉と甘い果汁が口いっぱいに広がって声にならない声が出る。



『〜〜!!』

「あはは!美味しそうに食べるなぁ。」

「奮発したかいがありましたね。」

『すっごく美味しいです!!お2人も食べてください!!』

「それじゃあ、わたしたちもいただこうか。」

「はい。」



3人で桃を味わう。今まで食べたどの桃よりも美味しく感じた。私が知らないだけで、実はとても高級な桃なのかもしれない。



「うん、美味しいね。」

「ですね。とてもいい桃だ。」

『すごいですねぇ。こんなにみずみずしく桃を育てるなんて。』

「これも、農家の努力の結晶だな。」

『こんなに美味しいものが食べられるなんて、皆さんが羨ましいです。』

「Aは本当に果物が好きなんだな。故郷ではあまり食べなかったのか?」

『う〜ん…食べてたんですけど、故郷の果物は、こんなに美味しくなかったです。育て方が違うんですかね?』




今度、農家でも覗きに行こうかな?何か特別な道具でもあるのかもしれない。



「そういえば、Aは普通にわたしたちと同じご飯を食べているが、故郷と食べ物は同じなのか?」

『食材自体は同じですね。料理方法がちょっと違いますが、大体一緒です。』

「へぇー、いつかAの故郷の料理も食べてみたいな。」

『本当ですか?じゃあ、今度作りますよ。ぜひ、食べてみてください。』

「Aの手料理か。楽しみだな。」

「そうですね。どんなものなのか気になります。」



ちゃっかり次の約束までしてしまった。私たちは、そのまま日が暮れるまで話し続けた。

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櫻井あよ(プロフ) - すずはさん» 私は、Kという名前です。フォローよろしくお願いします〜、 (3月28日 16時) (レス) id: e8ac715e1d (このIDを非表示/違反報告)
すずは(プロフ) - Megumiさん» コメントありがとうございます。こちらからDMの方送らせていただきました。確認お願いいたします。 (3月27日 15時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
すずは(プロフ) - 櫻井あよさん» コメントありがとうございます。よろしければ、Twitter登録名を教えていただけると幸いです。アカウントが確認でき次第、フォローさせていただきます。 (3月27日 15時) (レス) id: 2f649bb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - Twitterの方フォローさせていただきましたMegumiと申します。パスワードを教えていただきたいです!よろしくお願いします (3月27日 12時) (レス) @page50 id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井あよ(プロフ) - Twitterの方をフォローしました、DMを送りたいのでフォローして欲しいです。 (3月26日 12時) (レス) id: e8ac715e1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すずは | 作成日時:2022年9月14日 12時

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