神様たちは地上を望む〈kamuitale〉

自×予防ウサギ（過去編注意） ページ12

メ「はあ・・まだひきこもる気ですか、トゥは。」

いったいいつまでひきこもる気でしょう。

いくら、目の前で友達が、自×したからといって。

私とトゥはお互い神様になった時からの知り合いです。

あっちはどうか知らないけど、私はもともと人だったわけではありません。

そして、共通の友達・・・＊＊＊がいたのです。

こまったものです。私はどうやらそこら辺の感覚がおかしいようです。

さほど悲しくありませんでしたから。

メ「トゥー。さすがに食事はとったらどうですか〜」

トゥ「・・・いらない」

また暗くなったもんですね、全く。

メ「貴方はこれ以上私に迷惑をかける気ですか」


トゥ「・・・」

渋々、といったように口に運ぶ。

トゥ「・・もういい、メイデン。・・俺は、生きていたくないからもう。」


メ「あほですかアンタは。そんなことしたって＊＊＊は喜びませんよ」

彼は何でタㇶんだんでしたっけ。

どうでもいいですけど。

こんな現実より小説の方がまし。それは強く思う。

メ「また来ますからね」

そういって私は家に帰った。

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『自×うさぎの本』っていう絵本を見つけました。

トゥを止める私はさながら自×予防ウサギですね。

鬱にきくとかいう植物でも買ってきましょうか。

なんでこんなに必死なんだろう。

今までさほど人に関心なんてなかったのに。

メ「離れてゆく人を追ったって無駄ですよ」

部屋に響いたそんな声。こんなことよりお仕事をしないとね。

皆の恋を見るのは楽しいから。

＝＝＝
メ「トゥ〜来まし・・・た、よ・・・？」

おかしい。目の前で、倒れてるのは。トゥじゃないのか。

さっと血の気が引いた。病院に連れて行かないと。

メ「向こうに私だけ置いていくとか許しませんからね・・・？」

知ってますか？

ウサギって寂しがりなんですよ。

＝＝＝

トゥは特に異常はなかった。

でも、次何かあったら本当に危険だ。

・・・このとき、こんな心境じゃなければ。

あんな、病んでしまった恋にも気づけたのに。

〜〜〜
なんかうまく動画が入らないんでURL載せておきます・・・

すいません・・

追記：なんかできちゃいました(おい)

ということで動画入れました。

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