ブルーとオレンジ (in×ar)

・ ページ10

伊野尾side





今日のデートは中止。

残念だけど、大ちゃんの体調のほうを優先だし





伊「台所借りるよ？

　 あと冷蔵庫も」



有「いいけど…
　
　 いのちゃん、料理できんの？」




伊「まぁ一応はね？」







大ちゃんはもうテキトーな返事しかくれなくなった

俺は記憶をたしかにして台所までたどり着いた







おかゆでいっか

母さんも昔作ってくれたし…




１０分ぐらいして、おかゆ完成

大ちゃんの部屋に行くと、大ちゃんは寝てた






伊「あらら…寝ちゃった…」





寝顔も可愛いんだけどさ…

はやく直してほしいよ、俺としてはね





かわいそうだけど、無理やり大ちゃんを起こそう

うん、俺はやるよ






伊「大ちゃん、起きて」


有「んー…」




伊「大ちゃん、おかゆ」


有「んー…」






なかなか起きてくれない…

伊野尾苦戦中です…



大ちゃんのほっぺをペシペシ叩いてやっと起きた


頬が真っ赤で、髪なんかボッサボサの大ちゃん






伊「大ちゃん、おかゆ」


有「ん、食べる…」




大ちゃんはなにやら口を開けて待ってる

え、なに…




有「あー…」


伊「え、なに、発声練習？」




有「あーん、してよ」







伊「ほぇ、？」






なに、この大ちゃん…！

・→←oen - sided love 【番外編】

ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す