ブルーとオレンジ (in×ar)

oen - sided love 【番外編】 ページ9

伊野尾side





今回はデートなんだけど、大ちゃんが遅い

軽く１時間は待ってる





お家に行っちゃうけど、俺。





もう遅いし、行こう。

起きてなかったら起こせばいいし






待ち合わせ場所から１５分ぐらいでついた大ちゃんの家

相変わらずデカイ家…




チャイムを鳴らすと誰も出てこず、大ちゃんのお父さんもお母さんもいないみたい。

前、大ちゃんも俺ん家勝手に入ったし、いっか。






一度押したチャイムは無駄だったけど、そんな事は気にせずに中に入った


俺の記憶が正しかったらここの突き当りが大ちゃんの部屋だった気がする







ガチャッと扉をあけると、ビンゴ。

大ちゃん発見





布団の中でなにやら居る様子。

ソロソロと近づき、布団をとるとそこには、






伊「大ちゃん！…あれ、顔あかくね？」


有「いのちゃん…さむっ」






まさか、

そう思って大ちゃんのおでこに手をあてるとおでこは熱くて






伊「熱！？」


有「そうかも、ｺﾞﾎｯ」





伊「えぇ、今日のデートは！？」


有「無理に決まってるじゃん…」









その後に「どっちが大事なの」って言われて、そりゃもちろん大ちゃんだけどさ…

デートにも行きたかったなぁ…

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