ブルーとオレンジ (in×ar)

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有岡side




夏休みの前半戦７月

宿題に追われていた




そして8月がきてお盆がすぎ、待ちにまった祭り当日









何回も何回も鏡で見直した全身



服、髪、変じゃないよね…？






相手が好きな人だから尚更気合は入るわけで

きっとデートの身支度をしている女子はこんな気持ちなのかな






待ち合わせ時刻は６時

場所は公園の前






少し早めだけど家をでよう

スマホと財布を持って家をでた






まだまだ明るい８月の空

所々祭りに行く人が増えていく





浴衣を来てる人、うちわを持ってる人、家族、友達、恋人…







その中に一際光り輝く人が１人

それは俺が１番好きな人






有「伊野尾せんぱいっ！」


伊「ごめ、待った？」


有「いえいえ、全然ですよ！」






伊野尾せんぱいはそっか、って一言いうと

Ｔシャツの胸元をパタパタしはじめた






伊「あちぃ…やっぱ苦手だわ」


有「あはは、そですか…」





伊野尾せんぱいのサービスショット

首筋から胸元にかけての３つのホクロがさっきからいやらしい具合にチラチラ見えてる…





それをガン見して暑いどころじゃない

俺の中は興奮そのもの








思春期の男子にこんな攻撃…

こんなの生殺しだ…！





俺が苦戦してるのを伊野尾せんぱいは知らない

「はやくいこ」なんて急かすぐらいだから

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