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て ページ6
『はぁ、はぁ、』
ずっと走った。遠くまで、涙が溢れた。
夏目にあんな顔させたくなかった。
『う、うわぁぁぁ!!』
大声で泣いた。
『夏目、好きだよ、大好き』
届くはずもない言葉は、闇に消えっていった。
_________
入院して1週間、私は多分今日まで。
『せ、んせい、いままで、ありがとう、ござい、ました。』
先生たちは首を横に振る。
そして、私達の方こそすまない。何も出来なくて、といった。
急に扉がすごい音で開いた。
「A!!」
ああ、愛しい人の声だ。
『なつ、め?』
「なんで、言ってくれなかったんだよ!」
ああ、珍しい、標準語の夏目だ。
『なつめ、すきだよ。』
必死に頷く夏目、かわいいなぁ
『なつめ、あい、し、てる、、、』
ピーーーーーー
_______
ピーーーーーー
「A、?A!ねえ!目覚してよ!
いやだ、いやだよ、おいて、行かないでっ」
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作者名:泉玲 | 作成日時:2021年9月7日 3時