___夢を叶えて___second

52　風桐side ページ12

空汰はずっと自分を責めてた

俺は、なんも気づいてやれなかっ


た.....



いつも、" 大丈夫だよ。"って

無理して

我慢して

細くなってく

小さくなってく

弱ってく、その身体で

無理矢理、笑顔つくって.......



初めてだった


こんなに弱気な空汰も

こんなに泣きじゃくる空汰も


見てられなくて

辛そうで



今にも、消えてしまいそうで



抱きしめた



細くて....細っこくて

小さくて

壊れて.......崩れてしまいそうで



こんなにも分かりやすく

空汰は身体も心も弱ってたんだ



なんで今まで気づいてやれなかったんだ



俺の腕の中にすっぽり収まる空汰

意識が朦朧としてる

焦点がさだまってない


だけど_______________________




貴方「げん.....あきらめたく、ない.....おれも、げんのこと、たいせつ......みんなのこと、も....げんのことも......だい、すき....また、やきゅう、したい......まだ、がんばれる.....だから、げん....」



舌足らずな言葉で

だけど、しっかり話す

伝えようとしてる




「_________________傍に、いて。」




風桐「あぁ。ずっといる。もう、1人にしない。」









その瞬間

目を閉じて眠る空汰


あまりにも寝顔が綺麗すぎて

怖くなる



もう、起きないんじゃないかって





空汰が治るまで

それまでは絶対、傍に......

隣にいる

そう決めた






大丈夫



空汰はきっと



治るから







＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊−＊

幼馴染君、メインっぽくなってますね；；

すみません

決勝あたりからは野球部さんたくさん出すので！


こんな駄作でありますが、これからも努力します

どうぞよろしくお願いします！！

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