オンエアと小学生 (ページ5)

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3話ページ5

虫眼鏡

今日は撮影がないけれどてつやの家に向かおうと思う。何しろなやが居るしね。今日は取り敢えず服と必要な物を買いに行く話をした。

む「てつや～」

な「虫さん、おはよう。」

今の時間は8時、そりゃなやは起きてるだろう。

む「てつやは？」

な「編集？してるって」

む「今日はなやの服とか必要な物買いに行くよ。」

り「その前に朝ごはんぐらい食べようよ。」

あ、りょう居たんかい。

な「んー。たべる。」

なやはりょうからもらった蒸しパンを食べた。

て「よし！買い物に行くか！」

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てつや

今日はなやと買い物に行く。何もない平日だから、目撃はされないと思う。

な「わぁ～。ひろ。」

り「服から買う？」

む「そうしよっか。」

服は寒いからトレーナーとズボン、上着など最低限のものは揃えた。他には学校へ行かせるため、筆箱、鉛筆など、赤いラインの入ったリュックを買った。
スマホを買おうと思ったが、まだ早いかもしれないと虫さんに言われてやめた。
話を聞くと英検の一級を取っているようでこども園から「取らないと恥だから出たってもらう」と言われ死ぬ気でとったそうな。

な「てつや、」

て「ん？」

な「引き取ってくれてありがとう。」

て「なんだよ///。」

な「わぁ～照れてる～。」

この子が何不自由なく暮らせるように俺ももっと頑張らなきゃな。

む「てつや、何してんの？早く行くよ！」

視聴者さんに見つかってしまったらしい。
なやの情報がバレなければいいが。

今日の買い物はこれで終わった。
明日は動画を撮らなければいけない。少し暇になってしまうが、なやにもお手伝いなど渡そうと思う。

な「てつや、おやすみ。」

て「おやすみ。」

問題は明後日である。東京で仕事があり、なやを連れて行きたいが、仕事中は忙しくて相手ができないだろう。仕事に行ってる間。あいつらに預かってもらおうか。

プルルルルル

て「あ、カンタ？」

カ「どしたの？てつや」

て「お願いがあるんだけどさ、、」

頼んでみましょうか。