シグマの夜[黒白鳩矢][ミッシェル・エンジェ][アンジュ・カルバナ]

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〈あだ名〉
アジュと呼んでネ、と本人は言っているが実際はどんなあだ名でも良いと思っている。そもそもあだ名などではなくお前、とかで呼ばれても良いらしい。

〈特技〉
物語の早読みや早口言葉も得意。
一切噛まずにペラペラと喋っている。

〈過去〉
彼は双子の妹と一緒にいた。双子の妹は兄の彼と比べられており、虐げられていた。双子の妹のことを必要とする人物は彼以外誰もいなかった。しかし、そんな時でも妹は笑顔だった。ある日彼が不遇の事故で死に、悪霊になった彼の契約者は双子の妹となる。それからは二人で一緒に旅などをし、楽しんでいただ妹は人間。もちろん寿命が来て、死んでしまう。彼は妹が死ぬ直前に妹の人生を本に記す。しかしそれはずっと前の話。

〈能力〉
対象の人間の過去を本に書くことができる
その名の通り。対象者をジッと10秒ほど見つめると彼の手に本が出てきて、その本に対象者の今までの過去が記されている。ただし見つめられたまでの過程しか書かれておらず、未来などは一切見えない。

〈契約相手〉
名前は「メフィスト・カルバナ」。双子の妹でありとても優しく可憐な少女だった。しかしそれは2000年以上も前の話。現在はいないが作ろうとはしない。理由は「ボクは一途だからネ。例えあの子が死んでいるとしても他の人と契約をする気はないヨ。」らしい。

〈サンプルボイス〉
・一人称：ボク
・二人称：キミ(達)、苗字にサン、クン付け
・三人称：あの人、あの子

「やア。ボクの名前はアンジュ・カルバナ、気軽にアジュとでも呼んでくれたら嬉しいナ。あ、あとこんな見た目だけど性別は不詳だヨ。…声で性別が分かる、だっテ？ハハハ、キミはおかしいことを言うんだネ。」

「フフフ、すごく美しい物語だろウ？これはとある人物の物語なんだがね、とても寂しく、そして笑顔溢れる物語なんダ。なんせ、ボクの妹の物語を綴っているからネ。彼女はとても優しい子だったんダ。心が綺麗な人は、物語も美しくなるんだヨ。」

「え、頭のネジがはずれてル？そんなはずはないと思うんだけどナ…。だってほら、ボクの頭を見てご覧？こんなに大きな釘が頭に刺さっているのニ…！ああ、そっカ。ネジと釘は種類が違うもんネ。…え、そういうことじゃなイ？」

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