シグマの夜[黒白鳩矢][ミッシェル・エンジェ][アンジュ・カルバナ]

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〈職業〉
保健室登校の高校生兼鳥の調教師

〈性格〉
彼を一言で言うと人間の塵。嘘を吐くことで快楽を覚え、それをカッコイイと思っているクソガキ。虚言癖で偽りの話を創るのが得意。小さい頃から嘘を吐いているので嘘を吐かないとしんどくなるらしく最近は会話をする度に真実のような話を言ったあとにすぐ嘘だよとネタ晴らしをする。もはや嘘中毒。しかしそれでも周りの人間が彼と思わず話してしまうのは彼の話術があまりにも上手いため。良く言えば話す技術が人よりも発達している、悪く言えばペテン師、詐欺師である。記憶力が良いのでいつどこで誰とどんな話をしどんな嘘を吐いたかなどはその日のうちに手帳に書いてあるのでボロを出してしまうことがほとんどない。しかしそれは才能ではなく小さい頃の努力の結晶であろう。つまり彼は嘘を吐き人の信用をどんどんなくしていくと同時に努力を見せつけているのである。ただの才能だと思われることが多い。

自身が嘘を毎日吐いているため人が嘘を吐くと大体なんとなく分かるようになってきた。持ち前の記憶力でその人の癖、話し方、態度、目線、表情、声の高さや抑揚などで判断しているらしい。ただ嘘を吐いていると分かった後に彼が取る行動はその嘘を吐いた人間をサポートするという異常な行動。理由は面白そうだから。彼は人間の様々な反応を見るのが好きらしくなのであえて誰にも言わないしばらさないらしい。しかしその行動のせいで修羅場になるのはお約束。だが彼は言い訳ももちろんのこと上手いのであまり自分が不利な状況にはならないように仕向ける知能犯。

楽しいことが大好きな少年っぽいところもある。ただ楽しいことと言うのは一般人が言うような優しい物ではなくもっと言葉に表しづらいグログロドロドログチャグチャな感じの物。特に嘘や演技などが暴かれた時に出る人間の本性やらなんやらがすごく深いらしい。しかし特殊すぎるので人にはあまり共感を求めることができない。しかしそれを本人はあまり気にしておらずむしろ他の人と違う俺カッコイイ！と勘違いしているかなりヤバい奴。ポジティブ思考すぎるので物事の重要さをあまり知らないしそもそも考えたくもない、メンドクサイから…というのが彼の言い分。もはや清々しく開き直っているので怒りよりも呆れという感情が来る。

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