【募集企画】東方幻想記録物語 15巻

The morning rootine 剣城 ページ35

AM 7:20-

剣城は目を覚ました。

「…んっ…しょ…。」

いつも通り幽香の隣で寝ていた剣城はベッドから降り、パジャマから勝負服姿に着替える。

「さて…。」

剣城はフライパンに油を入れて火を通す。
卵を二つフライパンに割り入れて醤油を少し入れてかき混ぜる。
少ししたら火を止めて、予め二つの器に盛っておいたご飯の上に乗せ、そこにマヨネーズをかける。
その後、インスタントの味噌汁を注ぎ、朝飯の完成。

「よし…。」

と、幽香が起きて来た。

「お、おはよー。」
「おはよう。早いのね。」
「悪い悪い。眠れなくてね…。」
「この調子じゃあ、決勝はどうなる事やら…。」
「アハハハハ…。」
「…それと千歌…。まだ起きていないわね。」
「…仕方ねえ。先行かなきゃいけないし、手紙でも書いておくか。」

朝飯をいち早く食べ終わった剣城は未だに眠っている千歌の傍に手紙を置いた。
ー幽香が朝飯を食べ終わると、時刻は8:00に迫っていた。

「…よし、それじゃあ…。」
「ええ。」

剣城と幽香は家を出た。

「行くか！」

剣と刀と友人と…　天宮蒼→←宵闇を舞う女神　ノルン

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