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episode 5 ページ5

一部がテヒョンくんで、三部がジミンちゃんだった。







推しがトップバッター、、、、





行きの電車の中、これは悪質すぎ且つクオリティの高すぎる詐欺メールじゃなかろうかと当選案内メールのアドレスを何度も公式サイトと見比べた。





唯一のARMY友達の子がイギリスに留学中だったから、幸か不幸か私はぼっち参加だった。




友達には申し訳ないけれど、後に起こることを考えれば幸だったのかもしれない。





ドキドキした心臓を落ち着けるためにStigmaを聴いた。この重低音ボイスを一瞬でもこのあと拝めるんだと思ったらむしろ興奮してしまって逆効果でしかなかった。




そうこうしている間にもう列に並ばなければいけない時間になって、はやる気持ちを抑えながら移動した。




中学生、高校生、社会人、大人、中にはちらほら男性や高齢の方や小学生だと思われる子もいた。






老若男女から愛される…改めてバンタン、ステキ。





たわいもないことを考えていたら、会場のあちらこちらからけたたましい悲鳴が響いた。





驚いて顔を上げると、ジョングクくんがあのキュルキュルした目でこっそりとこちらを覗いていた。







「か、か〜〜っ！！！！」









そこはきゃ〜！な。正しくはきゃ〜！な。







人間、本当に驚くと悲鳴の出し方すら間違えるらしい。








あろう事か、その後続いて私のイチオシテヒョンくんが出てきた。





ひょっこりはんの真似をした後口を四角くしてにひひ、と笑う推し様を見て、可愛すぎて今日こそ本当に命日かと思った。(n回目)




ついに時間になって、バンタン全員が手を振りながら登場。





ジミンちゃん、ほびちゃん、テヒョンくん、ナムりん、ジョングクくん、しゅがちゃん、ジンくんの順番だった。




次々と順番が進んでいく中、ほびちゃんのこちらまで聞こえるほどの相変わらずの声の大きさに一人笑ってしまって、そのおかげで少しだけ緊張感は解けていた。

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