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episode 13 ページ13

「じみな、約束通りにくまん」






「いぇ〜い！！それでなんだったの、あれ」






「話すとめっちゃ長くなるよ」





「いいよ」







---------------- ｾﾂﾒｲﾁｭｳ ---------------- 







「そういうことかよ〜」







「黙っててごめんね」







「いや、今話してくれたからいいけどさ。」







「あそこまでしちゃったからにはもう引き返せないのは分かってるよね？」







「分かってるよ」







「連絡先だって交換したんでしょ？万が一バレたりしたら、非難はきっとお前じゃなくてあの子に浴びせられる」








「分かってる、何があっても責任持って俺があの子を守り抜く」







「ふふ、お前成長したね。それ聞いて安心したよ」







「お前があの子を守るならその時は僕がお前を守らなきゃねㅎㅎ」






「ジミナ…」








「何年やってきたと思ってんの笑
お前が中途半端な気持ちであんな事したんじゃないってことくらい分かるよ。」






「ありがと…」






「その代わり、もしいつか付き合うことになったとしても絶対隠し通すんだよ



恋愛するのはいいけど、あくまで俺らはアイドルなんだから。



お前を信じてくれてるアミを裏切ることだけはするな」






「覚悟してる。本当にありがとジミナ」







「何年越しの青春、バレない程度に思いっきり楽しめよ笑」








そう言って笑うジミナはやっぱり誰よりも信頼出来て、ちょっと眩しくて、僕にはジミナがいないとダメだって改めて実感した。









「あーあ、肉まんすっかり冷めちゃった〜」






「半分こして食べよ笑」








食べるのも忘れるくらい真剣に僕の話を聞いて、よく考えてくれてありがとう








おまえはやっぱり僕のソウルメイトだね









「なんかこうしてるとさ、練習生の時みたいだね」







「よく練習終わりにコンビニ寄って肉まん半分こしたよね」







「そうそう、それで結局物足りなくてもう一個買って、また半分こして笑」






「結局一個分食べてたなぁ〜笑」









あの時から僕たち、何も変わらないね。









いや、絆はもっと深まったかな？









いつも支えてくれてありがとう








ジミナがいてくれて、ほんとに良かったと思ってるよ

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