愛しい世界

一番強いのは ページ47

『あれ？村田さん！！』

村「Aちゃん…今回のこと、災難だったね。」

『村田さんも私のこと疑わないんですね…ありがとうございます。嬉しいです！』にこっ

村(守りたい、この笑顔っ！！)

鬼「おい、A。私だってAのことを少しも疑わなかったぞ。」

『何で対抗してるの？まあ、とりあえずご飯にしましょう！待っててくださいね。用意してきます！』

鬼「A、私だってAのことをずっと信じて…」

『うん。ありがとう。盛り付けるの大変だから離れてね。』

鬼「何故私には笑いかけないんだ！！A！！」

恭「Aはお前のこと邪魔だってよ。」ヒョイッ

鬼「またお前か！！降ろせ！！」

恭「黙って席についとけ。嫉妬深い男は嫌われるぞ。」

鬼「それはお前のことだろう！！嫁に執着して息子に嫉妬してる癖に！！それに俺がAに嫌われることはない！！」

恭「うるせえな。黙っとけ。」しゅるしゅる

鬼「むぐっ！！うーうーうー！！」

村(あの鬼舞辻無惨が物理的に押さえられた…あの人強っ！)

恭「アイツら、迷惑かけてねぇか？」

悲「不死川も玄弥も、しっかりとやっている。」

縁「兄の方は、少し暴力的だ。」

巌「玄弥の方は大人しい。」

響「どちらも…Aを敵対視しているが…」

恭「はぁ…俺がアイツらわからせてやってもいいんだがな…」

『ダメですよ、恭梧さん。すぐ不死川さんと玄弥君のこと殴ろうとしないでください。』

恭「いいじゃねぇか。理解してねぇアイツらが悪りぃんだから。」

『また志津さんに泣かれてもいいならいいですけど。』

恭「……」

『前と同じことしないでくださいね。わかりましたか？』

恭「…あぁ。」

鬼「いい！もっと言え、A！奴の屈服している姿は最高だ！」←先刻Aに布を外してもらった

恭「んだとテメェ！」

『二人とも晩御飯がいらないみたいなので片付けてきます。皆さんは先に食べていてください。』

鬼「A。我々は喧嘩などしていないぞ？さあ、早くご飯を食べよう。」

恭「折角のカレーが冷めちまう。座ってくれ、A。早く食べたい。」

『皆さん、お待たせしてすみません。では、食べましょうか。』

村(…Aちゃんめっちゃ強いな！)

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