泣け、思う存分 ページ44
鬼「辛かったな。」なでなで
『でも、じぶん、で、はじめた、ことだから、こんなこと、言うのも、おかしいのっ…自分で、きらわれるように、したのに、みんなを、ひどい人みたいに、言うのは、違うっ!』
『私、さいていだ…自分が、悪いのに、人のせい、にして…さいてい…』
鬼「A。」
『……』
鬼「自分を責めるな。Aがしているのは、奴らのためを思ってのことだろう?そのことを理解できない奴らが悪い。Aは何も悪くない。」
童「Aちゃんは最低なんかじゃないよ〜。だって現に、自分の矛盾した考えを理解している。その矛盾した考えに気付けている時点で、Aちゃんは偉い!」
猗「A。お前は人間だ。他人から嫌われたくないというのは、当然の感情だ。Aは当然のことを思っているだけ。自分を卑下することは何もない。」
『っう〜〜!!』ポロポロ
鬼「今までよく頑張ったな。偉いぞ。A。」ギュウッ
『むざぁん…!!』
鬼「……」なでなで
鬼(お前たち、わかっているな。)
童(もちろんですとも!)
猗(Aを泣かせた罪は重い。)
妓(鬼殺隊の奴らには、)
梅(死より重く、辛い罰を。)
獪(優しいA、お前はそれを許さないだろう。)
累(だから、貴方は何も知らなくていい。)
鬼(私たちに溺れろ。早く堕ちてこい、A。)
『ん…むざ、ん…?』
鬼「起きたか。おはよう、A。」
『おはよう、無惨。今日も挨拶ができて偉いね。』なでなで
『あっ、もしかして私、昨日あのまま寝ちゃった?』
鬼「ああ。」
『うわあ…皆のことお見送りもしてないし…無惨にも迷惑かけちゃったね…』
鬼「私は何も迷惑はかけられてない。あ奴らもそんなこと気にしない。だからAが罪悪感を感じる必要はない。」
『そう?無惨がそう言うなら、いいか…あっ、お風呂に入ってない!学校に行く前に入らなきゃ!』
鬼「…今日は休むぞ。」
『えっ?』
鬼「もう産屋敷にも連絡はしてある。今日Aは何もせず何も考えず、ただ私のそばに居ろ。」
『えぇ…?』
鬼「それよりも、何か忘れてないか。」
『?えーっと…あっ、おはよう、無惨。』チュッ
鬼「おはよう、A。」チュッ
ガシャン
『!!』
女「あっ、も、申し訳ありません!!」
『大丈夫ですよ。お怪我はなさってませんか?』
女「は、はい!失礼しました!!」
女(Aさんと無惨様が、頬っぺただけど…おはようのキスッ!最っ高!推す!!)
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彩豊(プロフ) - こ、こんなにも鬼達が優しいと感じられる日が来るだなんて!!!主人公悪い奴だと思っていた自分が憎い!!!ッ、ついもらい泣きしてしまった。゚(゚´Д`゚)゚。早く誤解が解けますように!!! (2022年11月4日 22時) (レス) @page50 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
Lara - とっても面白い作品ですネ‼︎更新頑張ってください‼︎ (2022年3月31日 17時) (レス) @page50 id: 11fcafa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 誤解だってわかってるけどさ証拠も何も無しに謝れは違うだろ… (2022年3月7日 3時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 早く誤解が溶けて欲しい (2022年3月6日 13時) (レス) @page39 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - もう、私がここに居たら女でも惚れますよ? (2022年2月13日 1時) (レス) id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かの | 作成日時:2021年10月17日 23時