ホンモノのメイドさん ページ36
『な、何故ここに旦那様が!?』
旦「いやあ〜Aちゃんの可愛い姿が見れそうな予感がしてねぇ。来ちゃった。」
『旦那様…真逆職務を放り投げてここにいらしたのですか…?』
旦「うん。」
『旦那様…』
旦「たとえAちゃんに言われても、会社には帰らないからね!書類よりもAちゃんの可愛い姿を見る方が優先さ!」
(…山崎さん、すみません…私では旦那様を会社に帰すことはできません…)
山「社長!社長どこですか〜!!書類が溜まっているのに…社長〜!!…チッ、あのクソジジイ…」
男「だ、旦那様って…」
女「真逆A様って…」
「「「「「ホンモノのメイドさん!?」」」」」
『えっ?あっ、そうですよ。無惨専属のメイドさんをやらせていただいています。』
女「萌える…」
男「メイド服は公式…」
男「Aちゃんに旦那様って言われたい…」
女「専属メイド…公式は私をどうしたいんだ!!」
童「それで、気にしなくていいとは?」
旦「だって、Aちゃんのいろんな姿が見られるんだろう?それは協力しないわけにはいかないよねぇ〜。普段はAちゃんが嫌がるからやらないけど、これは合意の上のだからねぇ〜。」
旦「希望の服を作らせるよぉ。一流のカメラマンも呼んであるからねぇ〜。記念にここにいる全員にあげるよぉ。」
「「「「「ありがとうございます!!」」」」」
旦「さあ、一流のデザイナーも呼んだから、存分に話し合って決めるといいよぉ〜。」
男「お、オーダーメイド…すげぇ…」
女「流石金持ち…」
男「でもこれでAちゃんに来てもらう服がなんとかなったな!」
女「これでいろんなAちゃんを見れるのね!!」
旦「いやぁ〜楽しみだねぇ。Aちゃんはきっとどんな服も似合うんだろうねぇ〜。現に今着てる服も、スタイルの良さが強調されて似合ってるからなぁ。」
山「その発言、セクハラですよ。」
旦「でもホントのこと…山崎!?何でここに…」
山「先程Aさんから連絡を頂きまして。ありがとうございます、Aさん。」
旦「何で言っちゃうの〜Aちゃ〜ん!!」
『すみません旦那様…ですが職務怠慢は良くないかと…』
山「社長。早く帰りますよ。」
旦「まっ、待って…」
山「…私も暇ではないんですよ。分かりますよね?」
(訳:我が儘言ってないでとっとと職場に戻れやこの職務怠慢セクハラ親父。)
旦「は、はい…」プルプル
山「では皆さん、お邪魔いたしました。」
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彩豊(プロフ) - こ、こんなにも鬼達が優しいと感じられる日が来るだなんて!!!主人公悪い奴だと思っていた自分が憎い!!!ッ、ついもらい泣きしてしまった。゚(゚´Д`゚)゚。早く誤解が解けますように!!! (2022年11月4日 22時) (レス) @page50 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
Lara - とっても面白い作品ですネ‼︎更新頑張ってください‼︎ (2022年3月31日 17時) (レス) @page50 id: 11fcafa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 誤解だってわかってるけどさ証拠も何も無しに謝れは違うだろ… (2022年3月7日 3時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 早く誤解が溶けて欲しい (2022年3月6日 13時) (レス) @page39 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - もう、私がここに居たら女でも惚れますよ? (2022年2月13日 1時) (レス) id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かの | 作成日時:2021年10月17日 23時