六月の学園行事 ページ30
突然だが、日本では六月に休みがないことを知っているだろうか
正しく言うと、六月には祝日がないのだ
つまり、三連休などの学生にとっての楽しみが、六月にはないのだ
そこでキメツ学園では、六月に学園行事として、クラス、学年に関係なく協力し、ちょっとした発表をするというものがあった
発表といっても、やることは決まっている
劇である
オリジナルの脚本に、オリジナルの衣装を着て、十五分〜二十分程度の劇を行い、それを鑑賞するのだ
高等部の生徒は、全員参加
中等部の生徒は、自由参加
初等部の生徒は、役者としてのみ自由参加
こうして、クラス、学年を跨いだ交流をし、仲を深めることを目的としている
そして、この発表で生徒たちに楽しみにされているのは、教師たちも劇に参加できるというところだ
しかも、生徒が頼んだら、出ることを拒んではいけないという一部にとってはなかなかつらいルールがある
そんな感じで、毎年多くの生徒が楽しみにしているこの行事の準備が、今年も始まろうとしていた
産「それで、Aはどうするんだい？」
鬼「Aに話しかけるな、産屋敷！」
『どうしましょう…まず、どこのチームに入るのかという問題がありますし…』
産「そうだね…でも、高等部の生徒である以上、どこかには入らなければいけないからね。あ、この煮物美味しいね。」
鬼「Aの料理が美味いのは当然だろう！」
『ありがとうございます！』
悲「とりあえず、私が受け持つことになっているチームに来るか？」
『いいんですか？』
産「いいんじゃないかな。そのチームに炭治郎たちはいなかったはずだよ。それに、責任教師は、行冥と巌勝先生と響凱先生だからね。」
『それは…すごく魅力的なお誘いですけど…』
悲「ああ、そういえば、童磨、猗窩座、妓夫太郎、獪岳もこのチームだったか…」
『そのチームがいいです！出来ればそのチームにしてください！』
産「じゃあ決定だね。」
『よろしくお願いします！』
鬼「おい、私も当然そのチームなんだろうな。」
『でも、無惨は炭治郎たちに一緒にやろうって誘われてなかった？』
鬼「関係ないな。私にはチームを選ぶ権利がある。それに、断るのは別に悪いことじゃない。俺は俺の行きたいチームに行く。それだけだからな。」
『…じゃあ、無惨も一緒のチームになるんだね！よろしくね！』
産「真逆あの鬼舞辻無惨が、こんな風になるなんてね。」
鬼「煩いぞ産屋敷。」
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彩豊(プロフ) - こ、こんなにも鬼達が優しいと感じられる日が来るだなんて！！！主人公悪い奴だと思っていた自分が憎い！！！ッ、ついもらい泣きしてしまった｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡早く誤解が解けますように！！！ (2022年11月4日 22時) (
レス) @page50 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
Lara - とっても面白い作品ですネ‼︎更新頑張ってください‼︎ (2022年3月31日 17時) (レス) @page50 id: 11fcafa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 誤解だってわかってるけどさ証拠も何も無しに謝れは違うだろ… (2022年3月7日 3時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 早く誤解が溶けて欲しい (2022年3月6日 13時) (レス) @page39 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - もう、私がここに居たら女でも惚れますよ？ (2022年2月13日 1時) (レス) id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かの | 作成日時：2021年10月17日 23時
