昔話6 ページ29
「そんな事があったんですね!」
「ああ。だからな、今Aちゃんが使用人たちを纏めてるのにはそれなりの理由があるんだよ。」
「それで、その鈴木さんはどうなったんですか?」
「鈴木?ああ、あいつは今、Aちゃんの補佐みたいなやつやってんだよ。」
「えっ!?使用人のトップの補佐!?すごく出世しましたね!」
「あの事件でAちゃんのこと神様みたいに
「そうなんですね…鈴木さんもすごいですけど、Aさん、すごいですね。」
「あの子は鬼舞辻家に降り立った天使だよ。」
旦「そうだねぇ〜Aちゃんは本当に天使みたいな子だよねぇ〜。わかるよぉ〜。」
「「だ、旦那様!!」」
旦「またあの話をしてたんだねぇ〜。いい話だよねぇアレ。その報告受けたとき、やっぱりあの子にしてよかったと思ったからねぇ〜。」
奥「そうですねぇ。やはり我々の息子は見る目がありますねぇ、お父さん。」
旦「そうだねぇ、母さん。」
奥「あ、引き留めてごめんなさいねぇ。持ち場に戻っていいわよぉ。」
「「はい!失礼します!!」」
旦「いやぁ、早く無惨と結婚してほしいねぇ。」
奥「でも、Aちゃんの気持ちが第一ですよ、お父さん。」
旦「分かってるよぉ〜これは僕たちの願望に過ぎないからねぇ〜。Aちゃんは自分の思うように、好きなように人生を歩めばいいと思うよぉ。」
奥「まあ、Aちゃんが誰を連れてきても、品定めはさせてもらいますけどねぇ。」
旦「そうだねぇ。そのときは、継国家の者たちと、使用人たちにも数人来てもらおうかぁ。全員を納得させられる奴がいればいいけどねぇ。」
奥「あら、お父さんったら意地が悪いわぁ。その条件は、なかなか難しいですよ?」
旦「でも、あのAちゃんと一生を共にする相手だよぉ?生半可な気持ちでこられたら許せないなぁ。」
奥「それもそうですねぇ。そんな輩がきたときは、死にたくなるほど後悔してもらうことにしましょうかねぇ。」
旦「そうだねぇ〜そうしようかぁ〜。」
「びっくりした…真逆旦那様と奥様に聞かれてるとは…」
「それにしても、Aさんは皆さんに愛されてるんですね。」
「ああ、当たり前だよ。お前もAちゃんに会えばわかるさ。」
鬼舞辻家には、みんなから尊敬され愛される天使がいる
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彩豊(プロフ) - こ、こんなにも鬼達が優しいと感じられる日が来るだなんて!!!主人公悪い奴だと思っていた自分が憎い!!!ッ、ついもらい泣きしてしまった。゚(゚´Д`゚)゚。早く誤解が解けますように!!! (2022年11月4日 22時) (レス) @page50 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
Lara - とっても面白い作品ですネ‼︎更新頑張ってください‼︎ (2022年3月31日 17時) (レス) @page50 id: 11fcafa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 誤解だってわかってるけどさ証拠も何も無しに謝れは違うだろ… (2022年3月7日 3時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 早く誤解が溶けて欲しい (2022年3月6日 13時) (レス) @page39 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - もう、私がここに居たら女でも惚れますよ? (2022年2月13日 1時) (レス) id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かの | 作成日時:2021年10月17日 23時