体育の時間 ページ11
冨「体育担当、冨岡だ。」
善「ヒィッ…」
炭「どうしたんだ?善逸。」
善「あの人風紀委員の顧問なんだよ…」
炭「そうだな。それがどうしたんだ?」
善「俺委員会初日に髪を黒にしてこいって殴られたんだよ…地毛なのに…」
伊「何ビクついてんだ!!お前今日ずっと弱々しいな!!」
善「うるさいな!!ちょっと黙ってろよ!!」
伊「はぁん!?」
炭「まあまあ落ち着け、二人とも。」
冨「おい。授業を始めるから静かにしろ。」
冨「あと、竈門は耳飾りを取れ。我妻は髪を黒くしろ。嘴平は被り物を取れ。」
冨「他の者もそうだ。化粧をするな。派手な髪飾りはつけるな。装飾品を持ってくるな。」
女「厳しっ!小さいリボンついてるだけなのに…」
男「確かにピアスとか猪とかはやばいけどな。」
男「でも、我妻に関しては地毛だろ?あいつ不憫だな。」
女「流石風紀委員顧問ってかんじだよね。基準バカ高い。」
男「注意するときも真顔って、逆に怖いよな…怒ってますって顔してるよりも怖いわ…」
女「でもさ、顔かっこよくない?なんかちょっとミステリアスって感じでタイプ!!」
女「アンタ無惨君もタイプって言ってなかった?」
女「無惨君も冨岡先生もどっちもかっこいい!!二人とも普通の人とは違う雰囲気があって好み!!」
男「なるほど…ミステリアスな男がモテるのか…」
女「おいそこ、真に受けんな。この子ちょっと変わってんだよ。女子が全員ミステリアス好きだと思ってると、痛い目見んぞ。」
女「アンタは今の自分を磨けば充分いい男になるよ。」
男「えっ…かっこいい…」トゥンク
男「おい!戻ってこい!!おーい!!」
.
.
.
冨「竈門。」
炭「はい!何でしょうか?冨岡先生。」
冨「継国は何処へ行った。」
炭「継国さん…すみません、分からないです…前の授業はいたんですけど…」
冨「そうか。」
炭「あっ、無惨になら、居場所が分かるかも知れません!」
冨「そうか。」
炭「俺が聞いてきましょうか?」
冨「いや、いい。俺が行く。」
冨「鬼舞辻。」
鬼「冨岡先生。何でしょうか?」
冨「継国は何処だ。」
鬼「ああ、姉ならあそこですよ。」
冨「そうか。」
冨「継国。何故着替えていない。何故ここにいる。」
『……』スタスタ
冨「継国。待て。」てちてち
『……』ギロッ
冨「!!」
『……』ダッ
冨「あっ…」
冨(逃げられた…継国に睨まれると、動けなくなる…何故だ…?)
125人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩豊(プロフ) - こ、こんなにも鬼達が優しいと感じられる日が来るだなんて!!!主人公悪い奴だと思っていた自分が憎い!!!ッ、ついもらい泣きしてしまった。゚(゚´Д`゚)゚。早く誤解が解けますように!!! (2022年11月4日 22時) (レス) @page50 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)
Lara - とっても面白い作品ですネ‼︎更新頑張ってください‼︎ (2022年3月31日 17時) (レス) @page50 id: 11fcafa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 誤解だってわかってるけどさ証拠も何も無しに謝れは違うだろ… (2022年3月7日 3時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
セレナ(プロフ) - 早く誤解が溶けて欲しい (2022年3月6日 13時) (レス) @page39 id: 042df472d9 (このIDを非表示/違反報告)
鱗川 - もう、私がここに居たら女でも惚れますよ? (2022年2月13日 1時) (レス) id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かの | 作成日時:2021年10月17日 23時