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sk「はあ!? お前何言ってんの!? 誰が狙われてると思ってんだよ」
ab「こんな事言うのはあれだけど……舘さんはあいつにやられたんだよ」
ターゲットにされた渡辺が深澤達に賛同した事に佐久間と阿部は動揺を隠せない。
岩本と深澤も思わず渡辺に確かめた。
iw「……本当に良いの」
fk「ごめん、俺達もまさか翔太にすぐ受け入れてもらえると思ってなかったから」
渡辺は眠る宮舘に一瞬目を向けて、それから口を開いた。
nb「俺、昔から涼太と殴り合いやってきたからわかるけど……あいつにあそこまで殴られて意識飛ばさないなんて相当なんだよ」
sk「……強いから仲間にするって言うの」
nb「そうじゃない。確かに強いのもあるけど、なんつーか、死ぬ訳にはいかないっていう強い気持ちを持ってた気がして……昔の俺もあんなんだったのかな、とか思ったりして。同情、なのかな」
渡辺の声が少しずつ小さくなっていく。しかし彼の言葉で佐久間も阿部も口を閉ざした。
ただ宮舘に会いたいが為に生き続けてきた過去を持つ渡辺に、二人は返す言葉を見つけられなかった。
nb「別に襲われた事を許すつもりはねえよ。でも……あいつが抱えてるものが何なのか、知りたい気持ちもある」
ab「……知ってどうすんの」
nb「いや……」
阿部に問われ、渡辺が目線を向けた先にいたのは深澤だった。
渡辺と視線を交えると、深澤はへらりと笑った。
fk「やっぱ仲間にしちゃう?」
nb「事情によっては、だけど……涼太もなんて言うかわかんないし」
sk「マジで……? ほんとに言ってんの……?」
kj「……俺も拾ってもらった身やし、反対はせえへんよ」
ab「……まずはあいつが目覚ましてからだろ」
iw「そう、舘さんもな」
狙われた当事者である渡辺が賛成し、被害を受けた向井も反対しなかった事で方針は決まった。
佐久間はもう反対はしないものの、腑に落ちない顔で悶々としている。阿部だって納得はしていない。
いずれにせよ彼が＿＿宮舘も＿＿目を覚まさない限り話は進まない。
議論を終えた彼等は、二人が目を覚ますのを待ち続けた。
翌日、宮舘と彼はほぼ同時に目を覚ました。
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怜(プロフ) - 如月ﾖｼﾉ。さん» ありがとうございます! そうですめめです! ゆっくりですがこれからもお付き合いよろしくお願いいたします! (2020年7月16日 21時) (
レス) id: 03141f9b41 (このIDを非表示/違反報告)
如月ﾖｼﾉ。(プロフ) - 移行おめでとうございます！次の加入組はめめですかね？今後の展開も楽しみにしています！ (2020年7月13日 0時) (レス) id: 3bc10946d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年7月12日 15時
