. ページ8
.
00side
MG「そろそろさ、ここから脱出するための情報収集が必要だと思うんだよね。」
まだ３日も経ってないけどね。
「たしかに必要だね」
そうは言ってみたものの
生憎、この施設の構造は一つも理解してない。
MG「でも俺たちここがどうなってるかすら分からないじゃん、」
「そうだね」
考えてみれば、私たちには問題点だらけだ。
お互いについて知ってることが少なすぎるし
どうやって出るのかも分からないし、
しかも
分からない事だらけの場所から
「二人で脱出する」っていうオマケ付き
MG「施設の中を見に行く訳にもいかないしね…」
「見つかったら速攻殺されるかもだからね」
MG「っ、怖いこと言わないでよ…」
「ミンギュが殺されるから逃げようって言ったんじゃん」
MG「それはそうだけど…。」
あ
そういえば、
「ミンギュ、一昨日の夜から
寝てるとき魘されてたでしょ、」
MG「うん…」
「何を見たか覚えてる？」
MG「覚えてはいるんだけど、鮮明すぎて説明が出来ない。」
「どういうこと？」
MG「前までは、そんなに鮮明には見えなかったんだよ」
「じゃあ、声が聞こえる位だったの？」
MG「そう。だけどAと会ってから
少し目を瞑ったりしても鮮明に見えるよ
うになってきた」
あまりにも夢の中の現実味がすごくて、
何を説明すればいいか分からなくなるんだよね
そう言ったミンギュ。
MG「でも、もしかしたら役に立つこともあるかもしれない
から
メモでも取っておく」
「ありがと、」
そして、
ミンギュがメモを取ろうとペンを手にした瞬間
視界が暗転した
「！」
MG「なにー！！！もう！！」
「うるさいお願いだから静かにしててよ、」
MG「ごめんって…」
思わず息継ぎをせずに彼に文句を言ってしまった。
コツ、コツ、
段々と足音が近付いてくる
MG「キミはここに居て。」
「、うん」
ミンギュが部屋の入口に掛かっている
ブルーシートの隙間から外の様子を伺う
ギギィ
不気味な音を立てて開く重いドア
MG「、嘘だろ」
MG「何で…？」
生憎、私には大人しく待つことしか出来ない
暫くすると
今度は鎖の音がして、足音は遠退いていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hopeebullet(プロフ) - 読む専ペンギンさん» ご指摘ありがとうございます！申し訳ありませんでした。只今解除致しました。 (2022年9月1日 12時) (
レス) id: 6c1801e180 (このIDを非表示/違反報告)
読む専ペンギン(プロフ) - コメント失礼いたします。ｎｍｍｎの二次創作になりますので至急オ.リ.ジ.ナ.ル.フ.ラ.グ解除をお願いいたします。違反になってしまいます。解除後はこちらのコメントを削除していただいて問題ありません。 (2022年9月1日 11時) (レス) id: 5278ac0ee2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遺 | 作成日時：2022年8月30日 20時
