再会 ページ5
Aside
そらるさんが私を連れ入ったのは、一つのマンション
やっぱりマンションの中も綺麗で、掃除が行き届いているのか汚れはひとつもない
そらる「こっち、」
エントランスに見惚れていると、そらるさんに呼ばれた
手招きされるままに駆け寄り開錠されたマンションへ入る
A「ここは？」
そらる「…みんなの家。入って」
言われるままに一つの部屋の扉を開ける
玄関には数人分の靴が並んでいた
だけど、この人数がいるとは思えないほど部屋は静かだ…
『オカエリナサイ。食事ハ後、1時間15分後ニナリマス』
どこからともなく機械の声でそうアナウンスが入る
そらるさんはそれを特に気にする様子もなく、靴を脱いで部屋へと入っていった
無論、私も彼に続く
部屋の中は閑散としていて、家具もあまりない
すべてが同じデザインだから、もしかしたら部屋に備え付けの物なのだろうか
そんなことを思いながら、そらるさんへと視線を移すと彼は大きな本棚の前にいた
決められた動きというように何冊か本を傾け、最後の一冊を手にかけたとき本棚が動いた
中央から左右に本棚が開き、隠されていた扉が出てきたのだ
そらる「おいで」
予想外の出来事に思考はとうに止まり、言われるままに彼の元へ足を向かわせる
現れた扉はエレベーターであり、乗り込むと下へと降りていく感覚があった
目的地についたのか、エレベーターの扉があくと電球で照らした道が広がっている
まっすぐに続くその道を歩き進めると、開けたところへでた
姿は見えないけど、男の人の騒いでいる声が聞こえてくる
そらるさんは迷うことなく、その声の方へ進み扉をあけた
「びっくりしたぁ…」
「今日、来ないと思ったわぁ」
「あれ？後ろにいるのって…」
「珍しい人連れてきましたね…」
さっきまでの騒ぎ声の主たちであろう人が、一斉に私を見てくる
私は彼らのことを知ってる…
A「うらたさん…？」
うらた「おう。久しぶり」
A「坂田くん？…志麻さん？センラくん？」
坂田「…久しぶり」
志麻「…ん」
センラ「元気でした？」
久しぶりの再会に喜ぶ私とは反対に、みんなの反応はどこかぎこちなく感じた
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橘 緋奈 - サクシャサン、ガンバッテクダサイ、コウシンタノシミニシテマス。応援してます！！(*´ω｀*) (2020年2月25日 10時) (
レス) id: c7e8b0e732 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - サクシャー。ガンバッテー。コメ欄のノリに乗ってみました、更新頑張って下さい（ ＾ω＾）ノシ (2020年2月24日 23時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - サクシャー、コウシンタノシミニシテルヨ。応援してます！！ (2020年2月24日 21時) (レス) id: ea8e5cf766 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃー - ガンバッテクダサイ、サクシャー。応援してます！！ (2020年2月24日 18時) (レス) id: 37819c746e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：武蔵野 三歩止（ﾑｻｼﾉ ﾐﾎﾄ） | 作者ホームページ：なし
作成日時：2020年1月31日 14時
