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「大丈夫、私は萌ちゃんを軽蔑したりしないよ。
ずっとずうっと、長い間一人で抱え込んできたんでしょ？
――偉かったね、頑張ったね。もっと早くに頼ってくれれば良かったんだよ？
可愛い後輩に頼られて、嫌な先輩はいるはずないよ。」
私がそう言いながら頭を撫でると、萌ちゃんは更に泣き出した。
今までためていた分まで出しているようにも見えた。
そして、青城の皆を見る。
「皆はどうする？きっとこれからは私よりも、萌ちゃんとの関わり多いと思うけど」
どうしようかという風に顔を見合わせる。
最初に言葉を発したのは及川だった。
「――俺らの責任もあるだろうしね。これからたくさん甘えて貰えるようにするよ」
意外と主将らしい対応に少し驚いた。
とりあえず、これで萌ちゃんの居場所が無くなることは無い。
貶められそうになったし、思い出したくもない過去にも触れられた。
萌ちゃんを恨む理由はいくらでも作れる。
でも、私には萌ちゃんを非難する権利も資格もはない。
だからなずも五奇人の皆も、萌ちゃんを許すという私の判断に口を挟んでこないんだ。
目は腫れているが、泣くだけ泣いてスッキリしたような萌ちゃんが顔を上げる。
そして、この場にいる全員に頭を下げた。
「皆さんも迷惑かけてごめんなさい！残りの日、全部人の二倍も三倍も頑張ります。
それで許されることではないけど、それでもさせてください。お願いします！！ 」
萌ちゃんの謝罪はみんなに受け入れられて、これはハッピーエンドで終わった。
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鬼灯の猫(プロフ) - 骸様愛してる★さん» 大好きだなんて嬉しいです！更新ペースは落ちると思いますが、頑張りますね。 (2017年9月15日 19時) (
レス) id: 9635542aa3 (このIDを非表示/違反報告)
骸様愛してる★(プロフ) - 続編待ってました！俺、この作品大好きです！更新がんばって下さい！(*''*)♪ (2017年9月14日 19時) (レス) id: 04b4a4bc8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼灯の猫 | 作成日時：2017年8月10日 19時
