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萌ちゃんが言葉に詰まる。
立場が逆転した。私も声が少しずつ出るようになってきている。
「それニ、乃蒼姉さんは謝る必要は無いんだヨ。
何も知らない人がボクらのことに首を突っ込まないでくれるかナ。
確かニ、裏切られたのは悲しかっタ。
でモ、それにはちゃんと事情があったんだヨ。
ボクらもそれが分かってル。だから誰も乃蒼姉さんのことを責めないんダ。
それニ、ボクらは自由だからネ。嫌いだったら一緒にいないヨ。
君はいろんなことを誤解していル。」
乃蒼姉さんも言いたいことがあるなら言うべきだヨ。
そう、なっちゃんにせかされる。
軽く深呼吸して、ゆっくりと顔を上げる。
そうだ。ちゃんと言わないと伝わらない。なら、しっかり言わないと。
「私、無視したみたいになったのは謝ったよね。
それに、青城での仕事は分担してた。
なんで、そんな紛らわしいことするの? 嘘つくの? 」
"私はそれが知りたい。"
萌ちゃんは私の言葉を聞くと、泣き出した。
突然過ぎて、皆ビックリする。
もちろん私も驚いた。
萌ちゃんは泣きながらだけど、少しずつ話してくれた。
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鬼灯の猫(プロフ) - 骸様愛してる★さん» 大好きだなんて嬉しいです!更新ペースは落ちると思いますが、頑張りますね。 (2017年9月15日 19時) (レス) id: 9635542aa3 (このIDを非表示/違反報告)
骸様愛してる★(プロフ) - 続編待ってました!俺、この作品大好きです!更新がんばって下さい!(*''*)♪ (2017年9月14日 19時) (レス) id: 04b4a4bc8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鬼灯の猫 | 作成日時:2017年8月10日 19時