【影山飛雄】双子の妹は色を知りません

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起きたら学校はとうの昔に始まっている時間だった


抱き枕にされているためいまだ起きることが出来ないが



そろそろ起こしてもいい時間だろう



｢赤葦さん…赤葦さん｣


軽く揺さぶると起きてくれた


｢んっ………朝？｣


｢朝……というよりお昼に近いかと……｣



｢……え？それほんと？｣


2人して時間を確認して



寝すぎたねって笑いあった



午後には父も来て



話は進んでいく



｢A………すまん、俺が情けないばかりに｣



｢ホントだよ、お父さんも赤葦さんみたいな血が流れてたら良かったのに｣


冗談を言い合って笑う


何年ぶりのことだろうか



あと3日でここを出ること


東京の赤葦さんと同じく学校に編入になること


バイトは辞めること


我慢はしないこと



たくさんの約束事を作った



これからが



忙しくなりそうだ



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作者です

沢山の閲覧、お気に入り登録ありがとうございます！
コメントももちろん見ております、励みになってます！
あれ書きたいこれ書きたいといった下書きのプロットが溜まってきてるので、また少しだけ見せられたらなって思ってます！

潔癖症な彼か
パッツン前髪の彼か
センター分けのあの子かで悩んでるので

それもまた楽しみにしていてください！
これからもよろしくお願いします！

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