【影山飛雄】双子の妹は色を知りません

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【赤葦視線】


｢かえって………きてない？｣



その日は部活も長引き



家に着いたのは夜の8時頃



帰ってきた俺に青ざめた様子で



Aちゃんがまだ帰ってきてない、連絡とか来ていないかと聞かれる



慌ててスマホを確認するが何も来ていない




｢け、警察よね！？学校にも連絡入れないと｣




｢……警察には俺がやる母さんは学校に連絡して｣




冷や汗が身体中をかけめぐる




無事でいてくれ………A！！

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｢ご友人にも連絡はいってないそうです、誘拐の可能性が高いかと………｣



｢そんな…………｣



そこから15分もしないうちに警察は家に来て


話を聞き行動してくれた



｢高木さん！ご近所の方から通報があり夕方5時頃三丁目の交差点裏でそれらしき姿を見たと！｣



｢本当か！？その後の行方はわかるのか！？｣



｢良くは見えなかったそうですが、車で移動したとの事です………｣




｢………状況はかなり芳しくないな………｣





その日の俺は




眠れるわけがなかった


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コメントを頂いたため、初めのところに注意喚起を付け足しをさせて頂きました。

引き続きよろしくお願いします。

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