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第三話 ページ4

「よ。」
『!おはよう。』
「(如月さんと話してる?!)」

次の日。
早速借りた本を開いているとやって来た工藤くん、、、じゃなくて新一。
なんて呼ぼうか迷って居たら、それでいいとのこと。
じゃあ、と遠慮もなしにそう呼ぶことにした。

「って、もうそこまでいったのかよ。」

本を覗き込んでそう言う新一。
もうって、、、

『普通じゃない?』
「普通じゃねぇと思うぜ?」

あ、また笑ってる。
表情豊かだな。
そう思って彼を見てると。

「、見過ぎ。」
『あ、ごめんなさい。』

つい。
そう言うと、ついってな、、、とブツブツ言う。

そんな私たちに。

「新一 ー!」
「?おぉ、蘭!」

一人の女の子がやって来た。

「もう!なんで先にっ、」
「わり。今日早かったんだよ。」

誰、かしら。
このクラスの子?

もともと覚える気のない人ばかりだから、名前がわからない。
そんな私を察してか。

「こいつは毛利蘭。俺の幼馴染。」
「如月さん!よろしくね!」

新一がそう言う。

『よろしく、毛利さん。』
「あ、それ、、、」

毛利さんが私の本をみて声を発する。

『あぁ、新一に借りたのよ。』
「(新一、か。)そうなんだ!」

この本ももう読み終わるわね。
その考えを見透かしたように、また口を開く。

「また来るか?」
『なんで私の思考をわかったように話すのよ。』

じとーっと見る。
すると新一は少し目を見開いて笑う。

「さぁな。似てるからじゃねーの?」

俺ら。
そう言ってまた言う。

「で?来んのか?」
『もちろん、お邪魔させてもらうわ。』

私は知らない。
毛利さんが悲しそうだったなんて。
クラスが私の表情の変化に驚いて居たなんて。

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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2014年5月5日 21時

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